概要
次のような意味がある。
- ミニチュアサイズの着物。雛人形のものが有名。
- 体格に合っていない着物。子供時代の浴衣を着てそうなった宮子(ひだまりスケッチ)など。
- 丈の極端に短い着物。「ミニスカート」と同じ意味合いで、実際に裾がそのような形に処理されているものも存在している。
pixivでは3.を指している事が多い。以下の解説もそれを前提に行っている。
長らくバカボンのパパじゃない方(天才バカボン)が半分ギャグで着ている程度のものであったが、21世紀に入ったあたりからギャル層を中心に大真面目なファッションとして取り入れる動きが出始めた。
「キャバクラにしか見えん」(byひだまりスケッチの沙英)と怪訝な顔をされたものの、女児服の方面に広まりを見せ、一定の着用者を生んでいる。
そもそも伝統的な和装においても、子供に限っては脚を露出させる事に比較的寛容な風潮があり、ある意味原点回帰してきたとも言える。
ただし男子にはほとんど受け入れられず(元々女子に比べて和装への興味が薄く、既製品で十分とする傾向が強いという事情もあったが)、このあたりが限界ではないかとも考えられている。
その他、フィクションの中では妖怪の類が一般人と明らかに違う存在であると示すために着用している事もある。
擬人化、特に旧日本軍以前をモチーフとする兵器擬人化でも国籍を一瞬で伝えられるメリットから比較的目にしやすい。
ニーソックスやロングブーツなどと組み合わせていて、露出度自体はさほど高くならないという場合もある。
関連イラスト
タグの使用率は高くなく、一般的な「着物」タグなどがそのまま貼られている事の方が多い。
関連タグ
甚平:男性向けの簡易な着物。足回りがハーフパンツ状になる。この存在があった事も男子の需要が低止まりした一因と言える。
ミニ浴衣 ミニ袴:専用のタグが分岐している。ただし、これらも使用率は低い。
改造巫女服:丈に限ったタグではないが、ミニになりやすい。使用率はかなり低い。
着物ドレス:洋服的なアレンジが強すぎるとこちらに分類される場合もある。