概説
ジョジョの奇妙な冒険の第4部ダイヤモンドは砕けないに登場する山岸由花子のスタンド。
入学前の二月ごろ、虹村形兆に弓と矢で貫かれたことで発現した。
名前はシャーデーの4thアルバム「ラブ・デラックス」から。
【破壊力 - B/スピード - B/射程距離 - C/持続力 - A/精密動作性 - E/成長性 - B】
能力
本体である由花子の髪の毛と一体化しており、髪の毛を自由に動かす・伸ばす事が出来るようになる。
髪の毛の質量を増やす事も可能で、怒りと執念により最大パワーを発揮した時には
家一軒を丸々覆いつくし、床や壁を突き破る程の威力も見せている。遠目ながらもその恐ろしさを知る仗助たちには、（敵だった頃の）岸辺露伴にも勝てると言われている。
アニメ版においては、OP第2弾の映像にてスタンド本来のものと思しき姿も描かれている。
髪の毛を対象に絡みつけることで縛り上げたり（スタンドと一体化しているためスタンドも縛る事ができる）、
本体の移動を補助するといった使い方以外にも、髪の毛が入る程の隙間さえあれば
内側に髪を滑り込ませ窓やドア等を解錠、不法侵入する事も可能。
もう一つ強力な能力として、自身の髪の毛を他人の頭皮に植え付けることで
本体の意のままに引きずり回す事もできる。この能力により由花子は康一を狙う
ライバルだと思い込んだ女子生徒を焼死させようとした他、康一の体を
天井まで引きずり上げる程の力を見せている。
ただし、この能力が有効なのは植え付けられた髪の毛がある程度の長さを
保っていないといけないようで、前述の女子生徒は億泰のザ・ハンドで
髪の毛を削り取られた事で、康一は自分で髪を刈り込む事で無力化していた。
普段は元々の由花子の髪色と同じく、艶のある黒髪に見えるが、
重度のダメージを受けると白くなる。
スタンド名の由来は、イギリスのバンド「シャーデー」のアルバムから。
また、そのアルバムのジャケットには長い黒髪の女性の絵が描かれている。
余談だが、第1部の登場人物ブラフォードも、髪の毛を使って相手を攻撃する能力を持っており、
若干ウェーブの掛かった黒髪など共通点が多いことからしばしば読者の間でネタにされる。
第8部の登場人物作並カレラは、対象が触れたところにその対象の髪の毛を生やす「ラブラブデラックス」というスタンド能力を持っている。
pixiv内では、本体である山岸由花子の他に髪の毛を自在に操っているキャラクターが描かれているイラストにこのタグが付く事がある。
ちなみにゲーム「EoH」での康一とのデュアルヒートでは、Act3で重くなった相手を悠々と持ち上げている。スタンドは髪の毛のみなので首に負担が掛かりそうなモノであるが…実にタフである。
