ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

水沙代の編集履歴

2024-01-21 13:40:30 バージョン

水沙代

みずさよ

水木と龍賀沙代カップリングを描いた作品に貼られるタグ。

本稿では映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』のネタバレに少し触れています。未視聴の方、ネタバレが嫌いな方は閲覧にご注意ください。




































『沙代は幸せ者です』

概要

水木沙代のカップリングを描いた作品に貼られるタグ。


出世という己の野心のために龍賀一族に取り入ろうと目論んでいた水木。

龍賀一族の繁栄の道具として扱われ続けてきた沙代。


沙代の祖父である龍賀家当主・時貞が逝去して間も無い夏の日、村道で草履の鼻緒が切れたために立ち往生していた沙代に、水木が手を貸した事がきっかけで二人は出会う。


沙代は初めて一族の一員としてではなく、個人として自分を見てくれると感じた水木に心を開き、徐々に信頼を寄せていく。自身の事情に加え、閉塞的な村の環境を疎んでいた沙代は、水木なら自分を救い出してくれるかも知れないと考え、懸命に水木へ好意をアピールする。


一方の水木は好印象を得るためだけに親切にしたつもりが、自分を異性として見るような彼女の言動に少々当惑していた。当の水木自身は戦争での経験から他者への見返りの無い愛情に懐疑的になり、更には身内に家の資産を奪われた過去もあって、今は生きる事で精一杯という状況だった。知り合って間も無い“田舎のお嬢さん”との色恋にかまける余裕は無かったのである。


それでもゲゲ郎(鬼太郎の父の事で、後の目玉おやじ)との交流、また沙代の境遇を知った事が切っ掛けで、次第に出世の足掛かりとしてではなく、一人の人間として彼女に向き合うようになって行く水木。水木の恋愛感情の有無については公式から明言されていない為不明だが、少なくとも、彼女の健気な言葉につい頬を緩める程には情を移していた。


しかし龍賀に纏わる悍ましい真実と二人のすれ違う心故に、淡い恋は悲劇的な結末を迎えることになる。


沙代を失った水木は、地面に伏して激しく慟哭している。また、その後ラスボスに「沙代の代わりはいくらでも作れる」と言われた時、怒りを露わにしている。

いつの間にか、水木にとっても沙代は大切な存在になっていたようだ。


物語のラストでは、狂骨の強い怨念故なのか、水木は命こそ助かったものの、頭髪は白くなり村での記憶も失ってしまう。


しかし「わからない」と言いながらも「なんでこんなに悲しいんだ」と涙を流す水木。その涙には、もしかしたら沙代の心を弄ぶ形となってしまったことへの後悔と、彼女を救えなかったことに対する悲しみも含まれていたのかもしれない。

憐憫と後悔



余談

  • パンフレットに書かれたインタビューによると、沙代は復讐として自分の悲惨な最期を水木に見せつける事で、彼の記憶に残り続けようとしたのだという。

  • 音声ガイドによると、沙代が「どこまでもあなたと共に」と言った後「水木の頬が緩む」のだという。


ファンダムでは

余りにも救われない沙代の運命に、多くの観客は深いダメージを負い、X(旧Twitter)や各掲示板などではどうすれば彼女を救うことができたのか、という考察が行われた。

中にはヒートアップの果てに水木をはじめとする他のキャラクターに対し、攻撃的になる人も見られるほどである。

また、逆に沙代に対して攻撃的になったり、彼女に対するヘイト創作をする人も見られる。

過剰な悪女化、水木を含む他のキャラに加害して嫌がられる等のヘイト表現を含む作品を投稿する場合、作品タグ、キャラタグ、CPタグはできれば付けない、あるいはヘイト創作タグを付けて棲み分けするのが望ましい。

考察や議論の際には、各キャラクターにはそれぞれの視点での物語があること、またそれぞれのファンがいることを頭の隅に置いておこう。ケンカはよせ、腹が減るぞ。



関連タグ

水木(鬼太郎シリーズ) 龍賀沙代

悲恋

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました