概要
2005年2月に発売された、スターフォックスシリーズの第四作目。
機械生命体『アパロイド』によるライラット系への侵略と、フォックス・マクラウド率いるスターフォックスの戦いを描く。
従来のスターフォックスの名物であるアーウィンやランドマスターでのシューティングに加え、今回は生身で戦場を移動する白兵戦も導入され、武器を駆使して地上・空中の敵達を殲滅する事となる。
勿論、宇宙空間でのスクロールor手動操作による戦いも健在である。
キャラクターに関しては前作『アドベンチャー』のクリスタルがスターフォックスの一員として共に戦う他、ライバル勢のスターウルフも登場し、新顔として『パンサー・カルロッソ』が姿を見せる。
また、敵キャラであるアンドリュー・オイッコニーやピグマ・デンガーは諸事情により、本作にて次作へ向けた大きな転換期を迎える事となる。
あらすじ
惑星サウリア(ダイナソープラネット)での事件から1年、スターウルフを追い出されたアンドリュー・オイッコニーは、亡き叔父、Dr.アンドルフの残党を率いてコーネリア軍に反旗を翻した。
年齢の為に引退したペッピー・ヘアに代わり、サウリアの事件がきっかけでクリスタルがチームに加わった新生スターフォックスが出撃する。
しかしその先に待ち受けていたのは、宇宙の万物を取り込み支配する恐るべき侵略者、アパロイドの軍団だった……。
主な登場キャラ
本作(というか全シリーズでおなじみ)の主人公。
アンドリューを追っての戦いの最中に未知の敵『アパロイド』に遭遇し、更なる戦いに身を投じていく。
スターフォックスのエースパイロット。
前作では放浪していたが本作にて無事復帰し、頼れる仲間として援護を行う。
スターフォックスのメカニック担当。
本編ではアパロイドに関する知識をかき集め、最終戦に関わる秘密兵器の開発へと乗り出す。
スターフォックスの古株である知識人。
……だったが現在は引退しており、主にグレートフォックスからのナビゲーターを務めている。
前作のヒロインであり、新たにスターフォックスへ加わった女性。
テレパシー能力を持ち、それを応用して精密機器を超越した分析力を発揮する。
スターフォックスと対立する精鋭部隊『スターウルフ』のリーダー。
本作ではアパロイドにフォックス撃破の目標を奪われる事を嫌った為か、要所要所で間接的にスターフォックスを援護してくれる。
スターウルフの一員で、冷酷非道なスナイパー。
ウルフがフォックスとの共闘を選んだので今回は黒さを抑えているが、それでも所々で皮肉や嫌味をフォックス達に挟んでくる。
スターウルフへ新たに加わった、女ったらしな黒ヒョウ青年。
彼が乗る機体の翼には薔薇が描かれており、登場時に「俺の赤いバラを見た奴は死ぬぜ?」と早速キザな台詞を述べる。
元スターウルフのメンバーにして、初代等の黒幕『アンドルフ』の甥。
今回はアンドルフ軍を引き継いで叔父の野望を果たそうとし、スターフォックスと決戦を繰り広げるが……。
私利私欲の為に裏切りを重ねて生きる、元スターフォックスメンバーの男。
新しく所属したスターウルフからも『面汚し』として追放されたが、アパロイドの核『コアメモリ』を手に入れた事で金儲けの為に暗躍する事となる。
本作最大の敵である、金属の体を纏った生命体。
機械や生物に『融合』する力を持ち、ライラット系を含めた全宇宙の支配を目論む。