概要
ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツであり、モビルアーマー (MA) を多く開発したMIP社の開発による唯一のMSであり、ツィマッド社のゴッグと同時期に開発された。
ジオンの量産型水陸両用機としては最後発の機体だが、その完成度は高くゴッグ・アッガイなどに代わり水陸両用機の主力となった。
ジェネレーターの冷却を水冷式から水冷・空冷式のハイブリッドに変更したことで搭載する冷却水を減らすことに成功し、ゴッグより20tほど軽量化されている。また、装甲に関してもガンタンクなどの砲撃に耐えるだけの強度を有する。
本機には、ジェネレーターの高出力化、機動性の強化、装甲の軽量化などを施したS型 (MSM-07S) も存在し、初期は指揮官用として生産されていたが、一年戦争末期には一般兵向けの量産機も全てS型に生産が移行されている。初期生産S型の中では、赤く塗装されたシャア・アズナブル専用機が有名で、同機はジャブロー攻略戦で活躍した。
後に戦場が宇宙に移行したため、宇宙では使用できない本機の一部は使い捨て兵器ゼーゴックに改造された他、地上に残された機体をジオン残党軍が運用している。
武装は頭部ミサイル、腕部アイアンネイル、メガ粒子砲。
バリエーション機
・MSM-07E ズゴックE
・MSM-07Di ゼーゴック
▲ ズゴック(シャア・アズナブル搭乗機)
ちなみに、相模屋から「鍋用!!ズゴックとうふ」なるものも出ている。
水陸両用なので、鍋に入れても安心である。