国民的アニメ「[[ルパン三世]]」の劇場版・TVスペシャル・OVA・大泥棒VS名探偵シリーズなど、TVシリーズやゲーム版以外の作品を、こちらに一覧表示としてまとめたもの。なお、「長編シリーズ」と記載されてるが、一部短編も混ざっている。
[[トムス・エンタテインメント]]の子会社である[[テレコム・アニメーションフィルム]]が（間接的な意味を含めて）関わっている作品には**☆**を、2019年から2020年にかけて[[YouTube]]の「TMSアニメ55周年チャンネル」における本編（これとは別に**一部を除いて各作品の冒頭プレビューも各々配信**されてはいる）のネット配信が行われた作品については**●**を、それぞれ付けている。

後述の[[スピンオフ]]と[[クロスオーバー]]を除くと、これまでに6本公開されている。

1978年12月16日公開

1979年12月15日公開　**☆**

同時に、[[峰不二子]]以外のゲストヒロインが、ほぼ全ての長編シリーズに登場するきっかけになった事でも知られる始祖的な作品。
まだ設立されて間もなかった「テレコム・アニメーションフィルム」としては、事実上初めての長編アニメ映画となった作品でもある。

1985年7月13日公開　**☆**

公開当時、TVシリーズの「PARTⅢ」が放送中だった事もあって、長編シリーズとしては、ルパンがピンクのジャケットを着用した唯一の作品である。
図らずも同時に、[[山田康雄]]がルパンを演じた最後の劇場版ともなった。

1987年12月18日先行公開　**☆**
**声優陣総入れ替え**によって、良くも悪くもいろんな意味で話題となった劇場版なのだが、本来はOVAとして製作されたため、劇場版としては、公式からもほとんどカウントされない。

1995年4月22日公開　**☆**

完全な劇場版という意味では10年ぶりの新作となり、**ルパンの声優が、[[栗田貫一]]に交代した**（ただしこの時は代役の扱い）事や、偶然にも同年の公開前に現実の日本で発生した「[[阪神・淡路大震災]]（1月17日）」や「[[地下鉄サリン事件]]（3月20日）」と被った事で知られる作品。

1996年4月20日公開

2019年までの23年間、ルパン三世の単独長編アニメの劇場版は、これが最後となっていた。

2019年12月6日公開
スピンオフとコラボを除けば**23年ぶり**に製作される劇場版で、ルパン三世初・**モンキー・パンチ待望**の[[3DCG]]アニメ。
恰も画面サイズは、本作から50年前（1969年）に、アニメ化に向けて製作された[[パイロットフィルム]]（映画版）以来の[[シネマスコープ>レターボックス]]サイズとなった。

2012年4月を中心に、3ヶ月間[[深夜アニメ]]として放送されたスピンオフTVアニメ『LUPIN the Third　-[[峰不二子という女]]-』の流れを汲むシリーズ。

また、公式からの扱い上はOVAでもあるため、全て前後篇に分けられており、[[PG12]]に指定されている。そして上映時間も合計すると約50分であり、他の劇場版と比べるとどれもやや短い。

2014年6月21日公開**☆**
[[次元大介]]が主役。
[[ヤエル奥崎]]と名乗る最強の殺し屋に次元が・・・

2017年2月4日公開**☆**
まだルパン一味でなかった[[石川五ェ門]]が主役。
何があっても死なない大男・ホークと五ェ門が対立！

2019年5月31日公開**☆**
**[[令和]]最初のルパン三世**にして、『峰不二子という女』に続き、峰不二子が主役。
5億ドルのありかを知る子供を巡り、ビンカムと名乗る殺人鬼と不二子が対立する！

1989年からほぼ毎年続けられ、現時点で合計27本も製作されている。放送時間は、途中のCMを除いただけでも90分（含めると約2時間）。そのせいもあって、**よく映画と間違えられる**。
[[20世紀]]の平成期には、4月放送の第1作を除けば毎年夏に放送され、脚本や演出面においてほぼ良質な作品が生み出されていた。事実1度は終了が検討されたにもかかわらず、その最終作であった筈の第5作が好評だった事で継続が決まった程であり、結果的に今もなおが続いている。

しかし[[21世紀]]の平成期（特に第16作以降）に入ってからは、脚本や演出面における質の低下が目立つ様になり、視聴率も徐々に低下していった。その10年間には、視聴率・評価アップの対策が練られる事はなく、ほとんど放置されるがままの状態であった。

2010年以降は夏に放送されなくなり、3年後には放送自体も不定期となったが、2019年1月と11月には、2013年以来6年ぶりとなる新作が2作も放送された。

この頃のTVスペシャルでは、それまでのTVシリーズや劇場版と同じく[[セル画]]が使用され、大半の作品では、ゲストヒロインとレギュラー陣の関係性も基本的にバランスが取れており、そのゲストヒロイン（大人の女性が中心）の存在が欠かせなかった。

1989年4月1日放送　**●**

この作品だけは4月の放送で、「[[金曜ロードショー]]」内の放送ではない。

1990年7月20日放送　**●**

1991年8月9日放送

TVスペシャルでは唯一**監督が存在しない**せいもあってか、（主に作画において）**20世紀の平成期に放送された作品の中でも特に評価が低い**ものとなっている。

1992年7月24日放送　**●**

1993年7月23日放送　**●**

1994年7月29日放送　**●**

**これまでルパンを演じ続けていた山田康雄が出演した最後の作品**（CMなども含めると、翌年1月から放映された「ルパン×[[ESSO石油>エッソ]]」のCMが、最後の出演作となった）。そして視聴率は、TVスペシャルでは歴代最高の**24.9％**を記録。

1995年8月4日放送

1996年8月2日放送

1997年8月1日放送　**●**

1998年7月24日放送　**●**

1999年7月30日放送

2000年7月28日放送　**●**

21世紀に入った頃からデジタル制作に変更されている。本来の意味でのゲストヒロインは01年～02年の作品のみ登場せず、03年以降は20世紀の平成期と違い、ゲストヒロイン（然も少女タイプが主流）はほぼ「カリ城」に統一されたタイプで、地味か目立ち過ぎるかの両極端な傾向にある。

2001年8月3日放送　**●**

2002年7月26日放送　**●**

TVシリーズの設定と矛盾する内容になっているが、それにはある理由が・・・。

2003年8月1日放送　**●**

ネット上では数年後に、「TVスペシャル史上最後の名作」とも呼ばれるようになっている第15弾。

2004年7月30日放送

この作品以降、個人的な意見の差もあるが、視聴者からの評価が悪くなり、続く第17作からは視聴率も急激に下がり始める。

2005年7月22日放送　**●**
***ある女は死んだ。ルパンが殺した。彼にとって許されない裏切り者として。***
[[ロズウェル事件]]で墜落したUFOのカケラで、宇宙のお宝とされる謎の物体「オリジナルメタル」を巡って、ルパン一味と対峙するのは全員女性のテロ組織「[[ブラッディエンジェルス]]」！

2006年9月8日放送

2007年7月27日放送　**☆**
生誕40周年記念作品で、TV第1シリーズの[[魔毛狂介]]の話がベースのオリジナル作品。

2008年放送7月25日　**●**

2010年2月12日放送　**●**

パチンコなどとキャラクターを共有しているのが特徴。そして、タイトル通り（？）一部キャストおよびスタッフがこの作品を持って降板したという意味でも節目と言える作品。
視聴率は17.6％と、ひとまずは視聴率アップに成功している。

2011年12月2日放送　**☆**／**●**

2012年11月2日放送

初の「金曜ロードSHOW!」で放送となった第23弾。放送終了後、ネットでちょっとした流行となった五ェ門の迷台詞は「[[戸がね、開かないの!]]」

2013年11月15日放送

視聴率は12.8％に留まり、**当時としては歴代ワースト1位**となった。

2016年1月8日放送*　*☆**
2016年に、2年2ヶ月ぶりのTVスペシャルとして放送された。
……なのだが、その内容は当時放送されていた[[TVシリーズ第4作>ルパン三世(イタリア版)]]の第1話と第3話及びその前日譚にあたる日本未放映回の総集編＋α。
視聴率は「隠された空中都市」を下回る10.7％に留まっている。

2019年1月25日放送

視聴率は前作を更に下回る8.7％に留まり、**事実上歴代ワースト1位**を記録。ただしこれは、現在「金曜ロードSHOW!」そのものの需要が危ぶまれている故の結果でもある。

2019年11月29日放送。

また、先述した様に**原作者のモンキー・パンチが逝去した後に制作された作品**でもあり、**TVスペシャル（及びTVシリーズも含めて）としては令和への改元後に初めて放送された作品**でもある。
視聴率は10.1％。歴代ワースト2位であるため決して高い数字ではないが、それでも視聴率アップに、**たった1.4％とはいえ成功した**作品と言える。

2002年4月3日発売
TV第1シリーズの第2話「[[魔術師と呼ばれた男]]」の続編で、同話に登場した[[パイカル]]が蘇り、7本ある水晶の「天球の水晶」を巡りつつ、あらゆる手段でルパンに復讐しようとする。

2008年4月2日発売

2012年3月28日発売
アニメ40周年記念作品として発売された映像集作品。
アニメパートの再生時間は、シリーズ最短の10分。

2018年7月25日発売　**☆**
同年の[[最新作TVシリーズ>ルパン三世PART5]]のブルーレイ第1巻の特典として収録された。

*大泥棒VS名探偵シリーズ
[[青山剛昌]]原作の「[[名探偵コナン]]」とのクロスオーバーアニメ作品。

**「[[ルパン三世VS名探偵コナン>ルパンVSコナン]]」
2009年3月27日放送。
絶対出会うハズの無い運命の戦い。**名探偵コナンとのコラボ**作品。
本作の好評を受けて、

2013年12月7日公開　**☆**
TVスペシャル版である前作の続編となる劇場版特別作品。