電気自動車の編集履歴
2024/02/04 12:41 版 編集者: 双葉 商用車を追加 |
2024/02/18 03:28 版 編集者: きら亮 最新の記述にアップデート |
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- | +起動直後からパワーを発生するモーターの特性上、低速時トルクが非常に太く(搭載しているモーターの性能にもよるが)加速力に優れる。 |
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+起動直後からパワーを発生するモーターの特性上、低速時トルクが非常に太く(搭載しているモーターの性能にもよるが)初期加速力に優れる。 | |
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- | +回生[[ブレーキ]]が使用可能([[ハイブリッド車>ハイブリッドカー]]などでも使用できるモデルはある) |
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+回生[[ブレーキ]]が使用可能([[ハイブリッド車>ハイブリッドカー]]などでも使用できる機種があるので固有利点ではない) | |
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-バッテリーが重い為、車体フレームに求められる強度が高く更なる重量増となる
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-部品点数が少ないため雇用数が半分以下になる。
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もっとも、電気自動車とガソリン車の価格差のほとんどは充電池のコストによるものである。自動車向けの充電池は依然として高価であるものの、各国のメーカーの努力と量産効果により徐々に安価になってきている。
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もっとも、電気自動車とガソリン車の価格差のほとんどは充電池のコストによるものである。自動車向けの充電池は依然として高価であるものの、各国のメーカーの努力と量産効果により徐々に安価になってきているがそろそろ限界が見え始めている。
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- | [[ドイツ]]や[[イギリス]]では2030年、米[[カリフォルニア州]]では2035年までに中大型[[トラック]]を除く全ての新車を排ガスゼロの電気自動車や燃料電池車にする方向であり(ハイブリッド車も禁止であり、「カーボンニュートラル」な[[水素]]燃料車や合成燃料車の先行きも不透明になっている)、日本や中国も2035年を目処に純ガソリン車の新車販売禁止(ハイブリッド車はOK)を打ち出すなどしているため、将来的に電気自動車が主流となるのは必然となっている。また先進国を中心に「企業平均燃費」([[CAFE]])による規制が導入され、自動車重量に応じたCO2排出量が基準を超えたメーカーには罰金が課せられるようになっているため、[[燃費]]の悪い車を多く売るメーカーにとっては電気自動車の開発・販売が急務となっている。 |
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[[ドイツ]]や[[イギリス]]では2030年、米[[カリフォルニア州]]では2035年までに中大型[[トラック]]を除く全ての新車を排ガスゼロの電気自動車や燃料電池車にする方向であり(ハイブリッド車も禁止であり、「カーボンニュートラル」な[[水素]]燃料車や合成燃料車の先行きも不透明になっている)、日本や中国も2035年を目処に純ガソリン車の新車販売禁止(ハイブリッド車はOK)を打ち出すなどしているため、将来的に電気自動車が主流となるのはと**予測されている**
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- | 航続距離の進歩や充電インフラの普及に伴い、各国で電気自動車の存在感が年々増しており、自動車向けの充電池は依然として高価であるものの、各国のメーカーの努力と量産効果により徐々に安価になってきている。前述の特徴から寒冷地には基本的に向かないとされるが、国策で電気自動車を奨励している[[ノルウェー]]のように新車の大半がすでに電気自動車になっている国もある(同国は極寒冷地のため、冷却水が固まらないようにするヒーター用の電源がもともと普及していた)。 |
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また先進国を中心に「企業平均燃費」([[CAFE]])による規制が導入され、自動車重量に応じたCO2排出量が基準を超えたメーカーには罰金が課せられるようになっているため、[[燃費]]の悪い車を多く売るメーカーにとっては電気自動車の開発・販売が急務となっている。 | |
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- | 一方で、蓄電池に必要となる[[レアメタル]](希少金属)の安定供給、製造時や廃棄/[[リサイクル]]時の環境負荷も考える必要がある。そもそも日本のように発電の大部分を化石燃料([[火力発電]])に依存している国では、電気自動車の普及により電力消費が増えると、結果としてガソリン車よりも温室効果ガスの排出量が多くなりかねない。自動車の電動化をカーボンニュートラル(脱炭素)に繋げていくには、[[再生可能エネルギー]]への転換を同時並行で進めていかなくてはいけないのである。 |
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航続距離の進歩や充電インフラの普及に伴い、各国で電気自動車の存在感が年々増していた。
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- | また、EVは基本的に長距離走行が苦手なので、長距離大量輸送を得意とする[[鉄道]]との役割分担がより重要になるであろう。欧州諸国の人々は[[バカンス]]シーズンにマイカーで遠出をする習慣があるが、EVではこれが難しくなるため、今後は[[高速鉄道]](や[[夜行列車]])で目的地近くまで向かい[[レンタカー]]に乗り換えるスタイルが主流に変わっていくと思われる。 |
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一方で、蓄電池に必要となる[[レアメタル]](希少金属)の安定供給、製造時や廃棄/[[リサイクル]]時の環境負荷も考える必要がある。そもそも日本のように発電の大部分を化石燃料([[火力発電]])送電によるコスト分と重い車体を動かすことにため力学的エネルギーが増大するので確実に効率が悪化し意味は無い。
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