ハドロン
はどろん
ハドロン (英:hadron) は、素粒子標準模型において強い相互作用で結びついた複合粒子のグループである。
概要
強い相互作用の基本理論である量子色力学 (QCD) では、ハドロンはクォーク(と反クォーク)とグルーオンによって構成される。
クォーク模型に従って、ハドロンの性質は主に価クォークによって決定される。
例えば、陽子は二つのアップクォーク (電荷+2⁄3) および一つのダウンクォーク (電荷−1⁄3) によって構成される。
これらを足し合わせると陽子の電荷+1が算出される。クォークは色荷(カラー)も持つが、クォークの閉じ込めという現象のためハドロン全体としては色荷が0となる必要がある。
すなわち、ハドロンは"無色"または"白"となる。
(Wikipediaより以下抜粋。)
名の由来は、ギリシャ語の「強い」から来ている。