概要
作中でもたびたびそれを意識した演出がなされている。
影山は中学時代「北川第一のコート上の王様」と名を馳せており、多くの他校生には影山が実力者であることから恐れられつけられた異名として広まっている。しかし、この異名は北川第一のチームメイトによってつけられたもので、実は「自己中な王様、横暴な独裁者」という意味合いを込めて独りよがりなプレースタイルをチームメイトが皮肉ったものであった。
そのため、本人はこの二つ名で呼ばれることをひどく嫌っている。
しかし、烏野に進学後、チームプレイを意識するようになっていく影山は「独裁の王様」から脱するようになる。いつの日か本人も、多くの人が勘違いしているプラスの意味合いでこの異名を受け取れる日がくるのかもしれない。
ちなみに、彼の中学時代の先輩である及川は、この呼び名から「影山の先輩=王様より上=大王様」という連想のもと日向に「大王様」と呼ばれている。その名に相応しい実力者である。