シエスタ
しえすた
スペイン語で午睡(昼寝)・昼休みのこと
午睡、昼の休憩としての「シエスタ」
語源はラテン語のHORA SEXTA(6番目の時刻)。
古代ローマの時計法で、日の出から6時間後が現在の正午にあたることに由来する。
スペインなど南ヨーロッパでは、伝統的に午睡が生活習慣として認められている。
かつてスペインの殖民地であったアルゼンチンにも、この習慣がある。
スペインの昼食時間は日本より遅く、食後に午睡をとる。シエスタの後、仕事を再開する。
多くの店舗やオフィスがその時間帯に休業するため、外国からの渡航者は戸惑うことがある。
近年はEU統合の影響により、国際交流が重要視される官公庁では
ほかの加盟国の国情を考慮してシエスタの慣習をやめる傾向がある。