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磯波の編集履歴2014/09/07 03:25:53 版
編集者:ウォルナルド
編集内容:ちょっと追記

駆逐艦の磯波

特Ⅰ型駆逐艦9番艦「磯波」、艦これに登場する艦娘では本艦が最後の「特Ⅰ型駆逐艦」となる。史実で最後の「特Ⅰ型駆逐艦」となる次艦「浦波」は、「特Ⅰ型=吹雪型」と「特Ⅱ型=綾波型」の中間に位置する設計のため「改Ⅰ型」と呼ばれることもある。

浦賀船渠で建造。一等駆逐艦に類別された。

1928年8月1日、「第43号駆逐艦」を「磯波」と改名。同年12月1日に、同型艦「浦波」「綾波」「敷波」と第19駆逐隊(第2艦隊第2水雷戦隊)を編成した。

1937年日華事変勃発に際し大陸への出動を命じられたが、回航中に僚艦「浦波」と衝突、5ヶ月の修理の後に上海、杭州湾上陸作戦に参加。

1940年には、華南での沿岸作戦に参加した。

太平洋戦争では、開戦時南方マレー部隊にあって「川内」の指揮のもと攻略部隊の大船団の護衛にあたった。

1942年、蘭印攻略作戦に参加。6月のミッドウェー海戦には第一戦隊の「大和」「長門」「陸奥」からなる主力部隊の警戒隊として参加。

しかしその帰路、5年前に引き続きまたしても「浦波」と衝突、艦首を約1メートル切断し、9月末まで修理にあたった。

10月4日第二航空戦隊を護衛しトラックへ進出、その後「白雪」「初雪」と共にソロモン諸島・ニューギニアの諸作戦に参加。

12月1日にニューギニア島ブナ東方海上で敵機と交戦し至近弾により中破した。

1943年、修理の終わった「磯波」は南西方面艦隊所属として後方配備となり、ラバウル~呉間の海上護衛や哨戒活動に従事した。

1943年4月9日、船団護衛中、セレベス南東で米潜水艦「トートグ」の雷撃を受け戦没した。

1943年8月1日除籍。

艦隊これくしょんの磯波

データ

艦名磯波
図鑑No16
艦級吹雪型9番艦
艦種駆逐艦
CV上坂すみれ

「あ、あの…磯波と申します。よろしくお願いいたします。」

概要

上記の特1型駆逐艦「磯波」をモデルにした艦娘。

あまり話題には上がらないが、艦娘の中でもっとも影が薄いのが特徴。

というのも、史実で目立ったエピソードはなく、艦これ内では地味よりな吹雪型の中でさらに自己主張が乏しく、加えて容姿はに、名前は陽炎型のレア艦に似ていることから間違えられることも多く、さらに影が薄くなってしまっている。

一応史実ネタでいうと、竣工は吹雪型で一番早かった(吹雪より41日早く生まれた)ことや、これといった活躍こそ無いものの、日中戦争から大西洋戦争までを闘いぬき、南方進攻、ミッドウェー海戦、ソロモン諸島・ニューギニアの諸作戦に参加し、しっかりと生きて帰ってきているなど、実力は高い。

ただしゲーム性能は普通の駆逐艦娘であるため、遠征要員以外では特筆して活躍できる場はない。

ちなみになぜか吹雪型10番艦の妹「浦波」と合間をおいて二回も衝突事故を起こしている。

もし浦波が実装されれば、衝突ネタで活躍の出番があるかもしれない。

現状ではまさに「特長がないのが特徴」になってしまっている。提督色に染めてあげよう。

容姿

困ったような八眉とタレ目、そしてセミロングを一本の三つ編みにしているのが特徴。

その他の容姿は吹雪型に共通しており、黒髪黒瞳に紺と白のセーラー服。

艤装も同様に背中に煙突を背負い、右手には肩紐付きの連装砲を持ち、両ふくらはぎには三連装魚雷発射管が備え付けられている。

特に姉の吹雪とはシルエットが酷似しており、横並びになると双子かと疑ってしまうほどである。

性格

大人しく気弱で引っ込み思案。

何についても遠慮がちで物事をはっきりと言わず、会話もどもることが多い。

また線も細いようで、同居人の叢雲が初雪の強襲で悲鳴を上げた際には、そのままベッドで気絶してしまった。

潜水艦に撃沈された史実から、公式4コマでは潜水艦トラウマ組の1人として描かれている。

まるゆが登場した時に悲鳴を上げて逃げ出していたのも彼女。トラウマ組の筆頭格と言える存在である。

なお、彼女を撃沈したトートグは磯波含め26隻の日本軍艦船・船舶を撃沈しているアメリカ海軍随一の武勲艦である。

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