ウォッチドッグス
うおっちどっぐす
『ウォッチドッグス』はUbisoftが開発したオープンワールドのアクションアドベンチャーゲームである。2014年6月26日からPS3、PS4、XBOX360対応が発売された。
ゲーム概要
舞台はCentral Operating System(通称:ctOS)と呼ばれるシステムで管理されているシカゴ。エイデン・ピアースというハッカーは独自仕様のスマートフォンでctOSをハッキングすることができる。これを用いて戦闘、ステルス、カーチェイスを有利な状況に変えることが可能。
ゲームシステム
ハッキング
主人公のエイデンが使用するスキルであり、大抵のミッションはこれがお世話になる。例えば、信号機をハッキングして交通を混乱させたり、カメラをハッキングして監視や操作したりと様々。また、市民の個人情報を見ることができ、対象者をハッキングして電話の盗聴や口座の操作も行える。
クラフト
所持している素材でツールを作る。敵を誘き寄せる「ルアー」、投擲して爆発させる「フラググレネード」、通報やスキャンを妨害する「ジャミング」など、目的に適ったツールを作って使える。どこかに作成済みのツールを販売する店が存在するらしい。
オンライン
従来ではメニューからオンラインモードを選択してからプレイするが、本作ではシングルプレイ中からシームレスにオンラインモードに移行する様式である。ゲーム中に他のプレイヤーからの挑戦や招待を受けたり、こちらから他のプレイヤーに介入するようになっている。ただ自分以外のプレイヤーは一般市民に見える。
1vs1
ここではルールや勝利条件が異なるので、侵入や尾行を行うプレイヤーをA、受け側のプレイヤーをBとする。
- 尾行
侵入者Aは対象者Bを自分の視界に相手を入れ、尾行進行度を100%にする。カメラ経由で監視しても継続できる。Bは進行度100%になる前にスキャンしてAを特定する。BがAを特定できればチェイスに移行する。
- ハッキング
侵入者Aは対象者Bをハッキングし、その直後に円形状のエリアに留まりながら進行度を100%にする。BはAを特定しなければならない。また、Bはジャミングを使ってAのハッキング進行度を1回だけ一時停止させることができる。BがAを特定できればチェイスに移行する。
- チェイス
侵入者Aの尾行やハッキングの進行が失敗した時にルールが変更される。AはBの追跡から逃れなければならず、BはAに逃げられる前に始末しなければならない。
3人以上
モード | 説明 |
---|---|
レース | 公道を使い、1位を目指すモード。ライバルとぶつけ合ったり、ショートカットを利用したり、ハッキングで妨害したりしても構わない。8人まで参加できる(PS3/Xbox 360は4人まで)。 |
解読 | エリア上にあるファイルを長く保持し先に100%解読を目指す。保持している敵を倒すか、敵の近くでハッキングするかしてファイルを奪うことができる。人数によって個人戦になったりチーム戦になったりする。 |
ストーリー
あるシカゴにおいて、ハッカーのダミアンと彼の弟子エイデンはホテルに居る多くの富裕層の口座を吸い上げる計画を実行したが、何者かが二人の行為を探知する。エイデンは実行を中止しようとするが、ダミアンは侵入者を探しながら計画続行と判断、しかしエイデンはハッキングに使用したシステムを独断でシャットダウンした。その数日後、何者かの復讐によりエイデンの姪であるレナ・ピアースが帰らぬ人となってしまう。その犯人を突き止めたが、彼は何者かに雇われた実行犯だった。エイデンはその計画犯となる何者かの正体を探ることとなる。
登場キャラクター
エイデン・ピアース
本作の主人公。姪の死をきっかけに、フィクサーから足を洗った。人を傷つけるような犯罪自体を憎んでおり、自分とは関係のない事件なども未然に防いでいる活動を行っている。このことから街の人々からはビジランテ(自警団)として認識されている。犯罪に対して非情な言動を取るが、意外と家族想いであり、甥のジャクソンから慕われているらしい。常に野球帽とスカーフを身につけている。
ニッキー・ピアース
エイデンの妹であり、レナとジャクソンの母親。デザイナーの仕事をしている。
ジャクソン・ピアース
クララ・ライル
エイデンの力になれる女性。表向きはタトゥーアーティストだが、正体は「デッドセック」と呼ばれるハッカー集団の一員。
T・ボーン
ジョルディ・チン
(以上、Wikipediaより一部抜粋)
関連イラスト