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プリキュア☆アンリミテッドの編集履歴

2014-11-25 23:22:51 バージョン

プリキュア☆アンリミテッド

ぷりきゅああんりみてっど

プリキュア☆アンリミテッドとは、ノエル氏によるオリジナルプリキュア作品である。

概要

本作は「プリキュアのタブーに縛られない作品」「二次創作ならではのプリキュア」をコンセプトに作られており、設定はもちろん、話の展開もコンセプトを意識し、本家プリキュアでは本来タブーと言われる描写や展開が見受けられる。また、「ヒーローを欲する世界の残酷さ」「皆が勇気を持つことの大切さ」をテーマとして扱っているため、戦闘描写は生々しく、痛々しく描かれており、プリキュアは子供が憧れる対象というよりは、哀れむべき対象、あるいは本来なら無用な存在として描かれているのが特徴である。


本作は本家をリスペクトした部分こそあるものの、基本的には作者の意向でなかなかそういった部分が出てこないようになっている。故に根っからの本家ファンにはお勧めできない作風かもしれない。

あらすじ

某日、ロシア シホテアリニ山脈に突如として巨大隕石が落下した。ロシア政府が調査隊を派遣したところ、謎の文明によるものと思われる神殿が発見される。その後ロシアはその事実を隠蔽し、極秘に調査を続けるものの、その後の進展は見られなかった。そして世界中を襲う黒い豪雨。これが、すべての始まりであった……


10年後、円ヶ丘(ツブラガオカ)中学校に通う二年生の水科 桜は、友人の春原 ユウリ、弓月 ルカと共に、怪獣が出ると噂されている廃墟に向かう。途中桜のみが幾度となく何者かの警告を聞くが、構わずに進む一行。そんな彼女たちの前に、真っ黒な怪物が出現。そしてフランと名乗る赤い子犬。


この瞬間、絶望の化身と光纏う少女たちの壮絶な戦いの火蓋が、切って落とされた……

登場人物

水科 桜/キュアマイティ

「嫌われることから、逃げるな!!」

円ヶ丘(ツブラガオカ)中学校に通う二年生の少女。文武両道、尚且つ極めて勇敢な性格の持ち主で、大切な友人や家族のためには命を張れると公言したこともあり、実際にそれを実践する強さを持っている。普段はいたって穏やかな性格であり、ブラック家族にしては物事をしっかり考えるタイプの人間だが、いざ火が付くとそれこそ重油火災の勢いで燃え上がる隠れ熱血漢である。その上、人から嫌われることも覚悟したうえで筋を通そうとする場面も見受けられ、そういった一面は友人や仲間からの尊敬の対象となっている。因みに特撮ヒーローのファンであり、見よう見まねで必殺技を考えだし、それに名前を付けるなどかなり影響を受けている模様。彼女の熱い性格もまた、そこに起因するのかもしれない。


美月 ましろ/キュアソーサレス

「悲しいことはすべて、ここに置いていく!」

風見原(カザミハラ)という町から円ヶ丘にやってきた自称旅人の少女。桜とは同い年であるが、ディスピアーの侵食を受けて暴走したキュアファンタズマにより家族、実家、そして友人のすべてを失い、そこから彼女を追って旅を続けている。故に学校には通っていない。現在は円ヶ丘の山中にテントを張ってサバイバル生活を送っている。寂しがり屋で社交的な性格であり、友達作りが得意であったが、八方美人を演じてしまったことが原因で幼馴染であるキュアファンタズマこと泉 瑠璃子を裏切ってしまう。その自責の念にとらわれて自殺同然の戦法をとることもあったが、桜との交流を経てその考え方は変わってゆく。


泉 瑠璃子/キュアファンタズマ

「ましろの声……聞こえたよ……」

美月 ましろの幼馴染であり、同じく風見原の出身。自身に対する自信が不足しているためにものをはっきり言えない性格であり、小学校時代からいじめに遭っていた。そんな中ましろは唯一の友達であった。自分に自信を付けたいという思いが勇気に昇華しプリキュアの適能者に選ばれるものの、ましろの裏切りに遭い、ディスピアーの侵食を受ける。が、その償いをしにやってきたましろの思いが届き復活する。しかし、まだその心の傷は癒えぬままで、完全復活まではまだまだ時間がかかりそうだ。


牧名 花音/キュアニコル

本編未登場。


フラン

「だがな……「勝つ」ことと、「守る」ことはイコールじゃないんだぞ」

キュアマイティのパートナーであり、先代キュアマイティである。普段は子犬の姿だが、特訓の際などは人間の女性の姿に変身する。因みにその女性の姿が正体である。一見すると厳しい人物のように見えるが、それは桜のような若者を死なさないための優しさであり、パートナーの桜はそれをしっかり理解し、信頼している。


キャロ

「もう少し……がんばってみない?」

キュアソーサレスのパートナーであり、先代キュアソーサレスである。妖精に変身した際は子ウサギの姿であるが、キャンプにてましろを手伝うことが多いので女性の姿でいることが多い。マイペースでいい加減に見られがちな人物だが、苦悩するましろを励ます優しさを備えている。


クロエ

本編未登場。


マリア

本編未登場。


春原 ユウリ

「ここは私の心なんだから……だから……出て行けッ!!」

桜と同じく円ヶ丘中学校二年生であり、彼女の親友の一人。非常に活発な性格で、強い心の持ち主。母親とケンカしたことがきっかけでディスピアーの侵食を受けるものの、マイティの健闘もあって、その力を自力で反転させてしまう。現在は父親の仕事の都合により転校している。


弓月 ルカ

「無理しすぎるのよ……いちいちあの子は」

桜と同じく円ヶ丘中学校二年生であり、桜、ユウリの親友。いつも他人のことを最優先に行動する桜を心配したり気遣ったりしていることが多い人物である。ユウリと共にマイティの初陣の場所である廃墟にいたものの、気を失っていたためマイティの正体には気づいていない。


水科 梅

「迷惑だなんて……子供なんだからもっと頼りなさいよ!」

桜の母親。娘に似てかなり勇敢な性格であり、死の危険を顧ずに娘を探しに行ったりしたこともある。また、ディスピアーに襲われた時は一緒に行動していたユウリやルカを必死に逃がそうとするなど、他人優先な所も娘そっくりである。自らの窮地を救ってくれたキュアマイティは自分の娘ではないかと気づきかけるが、それは確認には至っていない。


水科 博也

「よし!それでこそ俺の娘だ!」

桜の父親。優しさと厳しさを併せ持つ人物であり、迷える娘を時にはやさしく、時には現実的な言葉で導く。ましろにどう接するか迷う桜を決心させたのもこの人物である。妻である梅や、娘である桜との仲はいたって良好で、桜からも自発的に相談を持ちかけられるほど信頼されている。


プリキュア

概要

本作のプリキュアは、隕石内の神殿にてディスピアーを封印していた先代プリキュア(妖精)と契約を交わした少女たちが変身する、魔導戦術装甲歩兵の別称という設定となっている。プリキュアという名称は、リング星団古代神官語で「光纏う者」という意味を持つ。つぎ込まれた主なテクノロジーについてはこちらhttp://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4166010を参照。先代たちとの契約の内容は、ディスピアー封印にあたりエネルギーを消費しきった先代にエネルギー(マインドエナジー)を分ける代わり、プリキュアの力を貸し与えるというものである。妖精たちの目的は早期の完全復活、そしてディスピアーの殲滅であり、地球人をプリキュアにすることについて本来は好意的ではない。本作のプリキュアの場合、すべてのプリキュアが、変身時間に制限があるという設定があり、本作の特徴の一つとなっている。その理由については上記の資料を参照願いたい。

キュアマイティ

変身者:水科 桜

モチーフ:闘士

タイプ:徹底近接格闘型

カラー:ピンク、赤

名乗口上:「みなぎる力と、闘志の赤! キュアマイティ!!」


技解説

プリキュア・イグナイトハンマー:マイティが二体目のディスピアーに対して極めた初めての必殺技。爆発、燃焼作用のあるマインドエナジーを右足に充満させ、渾身の回し蹴りと共に目標にエネルギーを流し込み爆破するというもの。回し蹴りは、空中で放たれる場合がほとんどだが、地上で放つ場合もある。


プリキュア・スピニングドロップ:プリキュア・イグナイトハンマーの応用であり、例によってマインドエナジーによって右脚を燃焼させ、ハンドスプリングの体勢から猛烈な勢いで踵落としを繰り出す必殺技。助走、ハンドスプリングによってスピードが乗った分、打撃の威力はイグナイトハンマーに勝る。


プリキュア・ストライクハンマー:マインドエナジーにて燃焼させた拳で繰り出す渾身のパンチ。小技の一つだが、若いディスピアーであれば一撃で葬ることができる。マイティが初陣で蜘蛛のディスピアーを倒した技である。


備考

水科 桜が変身する第三世代近接格闘型プリキュア。その出力の大部分が肉体強化魔法とパワーアシスター(補助人工筋肉兼ショックダンパー)に回されており、大した特殊能力を持たない代わりに圧倒的な運動能力とパワーを発揮する。相性の悪いディスピアーも多く、苦戦を強いられることも多いが、フランと特訓を重ね、その能力は日に日に増していっている。基本的に属性は火であり、爆発、燃焼作用のあるマインドエナジーを生み出すことができる。その戦法はとにかく敵に肉薄し肉弾戦に持ち込むというストイックなもの。プリキュアの中ではオーソドックスかもしれないが、逆にアンリミ世界でこのケースは珍しい。格闘とはいっても、様々な格闘スタイルが入り混じった自己流のものであり、空手のみならず、フライングレッグシザース等といった粘っこいプロレス技を決めることもしばしば。そして特撮ヒーロー好きの所為か、桜自身が多種多様の必殺技を考え付いて、それを実際に実用化しているのもこのプリキュアの強みだろう。


キュアソーサレス

変身者:美月 ましろ

モチーフ:魔術師

タイプ:全属性対応遠距離法戦型

カラー:藍、紺

名乗口上:「不屈の心と、魂の蒼! キュアソーサレス!!」


技解説

プリキュア・バーニングスフィア:周囲の空気を圧縮しマインドエナジーにて燃焼させ、蒼白く輝く核融合プラズマ光球を形成し投射する必殺技。威力や規模の調節が可能で、彼女のメインウエポンと化している。指先から放つ速射も可能な小規模のものから、両腕全体でプラズマを発生させて放つ高出力のものまで存在する。


プリキュア・アブソリュートカノン:周囲の空気を圧縮させてマインドエナジーにて冷却し、絶対零度の突風として投射する必殺技。こちらは威力の調節が利きにくく、味方も巻き込む危険があるためあまり使われない。しかし威力は絶大で、ディスピアーの装甲を瞬時に凍結させる程である。


備考

美月 ましろが変身する第三世代遠距離法戦型プリキュア。全属性対応とあるように火、水、風、雷等ほぼすべての属性攻撃を可能としており、それによる遠距離からの魔法攻撃を主とするプリキュアである。思わぬ形で泉 瑠璃子を裏切り自責の念に駆られたましろが変身していた時は敵に対し前のめりに突っ込んでいく無謀なソロプレーが目立っていたが、運動能力は基本的にマイティを下回る水準なので、あまり接近戦は好ましくない。しかし桜に叱咤されて以降、ソロプレーでの接近戦はなるべく避けるようになった。ましろ本人は想像力や発想力に乏しいため、必殺技もキャロに教わって習得したもののみだが、その一つ一つが強力かつ猛烈な温度変化を伴うため、特に市街地では全力を出せない制約が課せられている。おそらく第三世代最強の火力の持ち主である。


キュアファンタズマ

本編未登場。


キュアニコル

本編未登場。


合体技

アンリミ世界のプリキュアは二人以上人数がそろい、一定の条件を満たすことで、互いのエネルギーを増幅し合って放つ合体技を使用することができる。ここに記載されている技は基本的に一人のプリキュアが放つどの技よりも強力であり、また、その時の精神状態で効果が変わってしまうこともあるほど、不安定さが顕著である。


プリキュア・ソウル・デュエット:キュアマイティとキュアソーサレスの二人で放つ合体技。二人が手をつなぎ、

マイティ「燃えろよ闘志!!」

ソーサレス「震えろ魂!!」

二人「輝け!!思いの光!!」

の掛け声と共に練り上げたエネルギーをつないでいない手に集中させ、息を合わせて同時に放出するもの。練り上げられたエネルギーは何らかの作用を持つマインドエナジーの光線を形成する。10話で初使用され、ディスピアーの侵食を受けて暴走したキュアファンタズマを浄化する恐るべき威力を見せている。この時は二人の思いが「泉 瑠璃子を助けたい」という純粋なものであったためにこのような結果をもたらしたが、二人の気の持ちようで、いくらでも効果は変化するだろう。

ディスピアー

概要

ディスピアーとは、本編開始より10年前、ロシアに落下した隕石内に封印されていた、闇の力である。本編内では「闇」、「絶望の化身」などと表現される。


特性

封印から逃れたディスピアーは、当時存在した全人類に感染し、彼らの負の感情を餌に成長している。そしてある程度成長が進むと、怪物の体を作り出して何かしらの形で人類を攻撃する。その進行が浅いうちは怪物への変身が解けたりなどといった現象もみられるようだ。成長が進むにつれ変身解除の頻度が落ち、やがて宿主の魂そのものを闇に飲み込んでしまう。基本的に怪物の体を破壊すれば宿主から分離できるが、魂まで闇にのまれた人間はプリキュアの力を以てしても救出できず、死をもって開放する他ない。また、凄まじい精神力の持ち主であれば、闇の力をその精神力で屈服させることも可能である。すなわち、怪物が生まれるか否かは、人間の強さ次第なのだ。


能力

基本的にプリキュアと瓜二つと言ってもいい能力特性を持つが、各個体ごとに動植物をモチーフとした特殊能力を備えており、例えば蜘蛛のディスピアーなら敵を拘束するリボンを発射でき、タコのディスピアーならマイティの攻撃を全て封殺する衝撃吸収能力、といった具合である。しかし最も恐ろしいのはプリキュアの変身者がディスピアーに侵食されるケースであり、プリキュアの能力を丸々取り込んだ凄まじい化物を生み出してしまう。これは、ディスピアーがプリキュアの動力源であるカーバンクルジェネレーターを利用し、エネルギーを何百、何千倍にも増幅させていることに原因がある。キュアファンタズマが生み出したディスピアーは、最大出力で放たれたプリキュア・バーニングスフィアの直撃を受けても無傷であった。

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