二岡智宏
におかともひろ
概要
1976年4月29日生まれ 広島県出身 O型 内野手
読売ジャイアンツ、北海道日本ハムファイターズに所属していたプロ野球選手。右投右打。
現・阪神タイガースの福原忍とは小学校から高校まで同窓。福原とは4度同じクラスになり、また福原忍が野球を始めたのも二岡から影響を受けたのがきっかけである。
福原と共に広陵高校へ進学。高校3年生の時には、現・広島東洋カープの新井貴浩と対戦したことがある。
1998年、逆指名で読売ジャイアンツに入団。この時であるが、非常に揉めて当時は世間を騒がせ話題となった。まず広島東洋カープが高校時代から目を付けていた。そして高校時代、二岡の両親が交通事故に合い、その結果父親は死亡して母子家庭となってしまう。そんな状況になった二岡を広島は私生活の面でも面倒を見ていた。(当時はまだ栄養費の問題が取り出されていない時代だった。)大学に入ってからも広島は二岡に付きっ切りでマークしていた。そして当時は希望入団枠制度があり、二岡もその制度で広島に希望入団する気でいたのだが土壇場になり巨人を逆指名、巨人へ入団した。これは長年広島が面倒を見てきたことを知っている地元から猛烈な反感を買い、当時は各紙面を賑わせることになった。二岡も逃げるようにして上京せざるを得なかった。
逆方向へも大きな打球が打てる広角打法が武器。
1年目からレギュラーで活躍し、02年日本シリーズMVP。
08年からは選手会長に就任。将来の幹部入りは確実…のはずだった。
度重なるケガでレギュラーを奪われた。そこまでなら良かったが、ここでも二岡は騒動を起こす。二軍落ちしている際に女子アナの山本モナとの不倫が発覚してしまう。怪我を直さなければならないのに、不倫騒動を起こすその軽率な行動により首脳陣の信頼を落してしまう。
そのせいか2008年北海道日本ハムファイターズへトレードで移籍。
移籍後は毒舌・自虐キャラが定着しつつある。
2012年現在は主に代打を担当。
積み重なる膝・ふくらはぎの怪我の影響は大きくフル出場はおろか全力疾走も困難になっており、指名打者で出すことも難しいためである。
とはいえ代打としての貢献度は高く、代打トップクラスの打率と打点を記録しているため『代打の神様』としてファンから信頼と支持を集めている。
しかし2013年、けがなどでなかなか出場機会がなく球団より戦力外通告を受ける。
そして現役引退を表明。
引退後、古巣・巨人の提携先であるニューヨーク・ヤンキース傘下のマイナー球団でコーチ留学することが決まった。
エピソード
- 奥さんの影響でガンプラ作りが趣味。
- 忍者ハットリくんに激似。
- インタビュアーに「すごい人気ですね!」と振られ、「昔はもっとあったんですよ…」
- 「中田の品の無いホームラン」