LAS
えるえーえす
『新世紀エヴァンゲリオン』および関連作品の碇シンジと惣流・アスカ・ラングレー(もしくは式波・アスカ・ラングレー)のカップリング。
概要
Love×2 Asuka Shinjiの頭文字をとっている。読み方は「エルエーエス」、「ラズ」、「ラス」など。
主にエヴァンゲリオン二次創作においてカップリングを明記する際に使用される。その初出は諸説ある。
本編が本編なだけに、二次創作における二人の関係については、二人の対等な関係を描いたものもあれば、シンジが気の強いアスカの尻に敷かれるもの、逆にシンジが強気なもの、ツ(ヤ)ンデレなアスカを描いたもの、アスカがシンジを憎んでいるもの(LAS?)、一方通行な感情を描いたメランコリックなもの(LAS?)など多岐にわたるが、好みが分かれるところである。
本編、特に旧劇場版ではアスカのシンジへの愛憎ともいえる激しい感情が明確に描かれたが、シンジの態度は曖昧なもので、その温度差によって二人は関係を拗らせていった。
その後二人は自分の心で自己を思い描き、他者の存在を認め、LCLの海からもとの世界に帰って来る。そして二人が凄惨な光景の中、ちょっぴりエキセントリックなコミュニケーションによってお互いを認め合い、同時に傷つけ合うという、大変余韻のある、ある意味スタイリッシュな演出で物語は完結した。
本編後の二人の関係を補完する二次創作物も多い。