作品解説
話のうち八割は大学生三人組の心霊体験を、語り部の視線から綴ったものである。幽霊をお持ち帰りしたり、召喚したり、それをどうにか解決したりする。
登場人物
僕:本作における語り部。本名は明かされておらず作中では「○○(←僕の名前)」と表現されている。ゆえに全話通しての「僕」が同一人物であるかどうかは不明。少しだけ霊感がある。どこかの方言(おそらく土佐弁)を用い、やわらかい話し方をする。友達は少ない。
K:本名は明かされておらず、アルファベット一文字で「K」と表される。強い霊感があり、どこからか心霊スポットの情報を手に入れては、Sと僕を巻き込んでそこへ赴く。オカルトが好きなわりに怖がりである。四つ年上の姉がいる。Sとは小学生のころからの腐れ縁。
S:こちらも本名は明かされておらず、アルファベット一文字で「S」と表される。メガネをかけている。幽霊の類は一切信じていないが、車の運転が好きだという理由でKと僕を心霊スポットへと送る。緊急時には師匠シリーズの師匠、寺生まれの某氏とはまた違った強さを発揮して、問題を解決する。頭の良さ、身体能力ともに凄まじい。Kにはガキのころから振り回されている。
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