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君の矢を膝に受けたいの編集履歴

2015-03-21 14:42:31 バージョン

君の矢を膝に受けたい

けっこんをぜんていにきみのやをひざにうけたい

君の矢を膝に受けたいとは、口説き文句の一つである。

「これから毎朝俺の為に味噌汁を作ってくれ」

「俺の苗字になってくれないか」

「雫好きだ、結婚してくれ」


古今東西『口説き文句』には様々なものがある。

人が百人いれば百通りの口説き文句がある。

言う側の人生とは人それぞれによって異なるし、

言われる側の人生もそれぞれ異なる。

誰かの使い古した口説き文句なんて言いたくないし、言われたくない。

そう思うのがリア充が極まった者達の思考である。


今回の案件であるが、


「君の矢を膝に受けたい」


は、かの有名な


「膝に矢を受けてしまってな」


の派生である。

派生品は源流の意図を大切にするものである。

よって、この「君の矢を膝に受けたい」は翻訳するならば、


「君の矢を膝に受けて傅き、家庭を持つ事で冒険者から引退したい」


となりうる。


しかし言葉とは時と場所を選ぶ。

言葉の本領を発揮させるには使い手の技量が問われるのである。


今回の案件は前述した通りに翻訳が必要であり、

(※往々にしてロマンチックな口説き文句は翻訳)

言われてから趣旨を理解するのに数秒~場合によっては数分を要する。

これを加味した場合、間違っても通りすがりの相手に使うべきではないし、

ましてや初対面の相手に言うには悪手である。


この「君の矢を膝に受けたい」が本領を発揮するのは以下のパターンだろう。


①打ち解けた相手

②ゆったりと過ごせる時間

③美味しいお酒

④夜


これだけ要素てんこ盛りにすれば「君の矢を膝に受けたい」も活きる。

仮に、緊張のあまり言うタイミングをしくじったとしても、

上記の要素が整っていれば


「…それってどういう事?

 もっとちゃんと言ってくれるんなら、もう一回聞くよ」


と相手が助け船を出してくれる事もありうる。

言葉のやり取りとは人一人で成立するものではない。

あくまで二人の努力で、言葉とは活きるのだ。


ともあれ、「君の矢を膝に受けたい」。

間違っても、通りすがりの見ず知らずに言うべき口説き文句では、無い。

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