藤原ここあ

ふじわらここあ

藤原ここあとは、漫画家・イラストレーター。

概要

1998年、エニックス（現：スクウェア・エニックス）主催の第7回21世紀マンガ大賞に投稿した「Beauty and the Beast」で佳作を受賞（受賞時のペンネームは「藤原みるく」）、翌年の『月刊ガンガンWING』3月号に掲載された『CALLING -コーリング-』でデビュー。

その後、アンソロジーコミックでの作品発表を経て同誌で読み切り『わたしの狼さん。』『わたしの狼さん。THE OTHER SIDE OF LYCANTHROPE』掲載、両読み切りの続編『dear』を2002年8月号から2008年1月号まで連載した。

現在は、同社発行の『月刊ガンガンJOKER』で2009年5月号（創刊号）より『妖狐×僕SS』を連載中。同作品で著者初のアニメ化決定。

『dear』のドラマCD化に際しては自ら脚本（シナリオ）を手掛けている。

2015年3月31日に死去したことが発表された。

死因は病死。

趣味は読書・ゲーム・カラオケである。

動物好きであり、そのことを自身の単行本で語り、ファンにペットの写真を送ってもらったことがある。

高校受験前、学校へ行かず漫画ばかり描いていた（本人談）。

「エニックスお家騒動」においてガンガン系雑誌の連載作家の大半がマッグガーデンへ移籍した中、『月刊ガンガンWING』に留まった数少ない漫画家の一人である。

なお、ガンガンJOKERの４月号（３月２０日発売）掲載分をもって最終回となったかつて魔法少女と悪は敵対していた。の単行本未収録分の刊行などについては、決定次第公式ＨＰや掲載誌上で発表を行うとのこと