ロボジョックス
ろぼじょっくす
概要
日本のロボットアニメのような作品を実写で制作するというコンセプトで制作された映画。
デイヴィット監修の天然光の元アレンストップモーションやゴー・モーションを多用して巨大ロボット同士の戦闘をリアルに再現している。
制作会社の倒産などで制作が難航し、公開が危ぶまれたが何とか無事に公開することが出来た。日本ではウエストケープコーポレーション配給で公開され、1990年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭に出品された。吹替え版は無い。
あらすじ
核戦争によって人類の大半は滅亡した。
生き残った人類は「共和国(コモン・マーケット)」と「連邦(コンフェデレーション)」の二つに分かれ、激しい対立を続けていた。だが戦争は禁止されており、領土問題等の問題は全て巨大ロボット同士を使った戦いによって解決されていた。そしてそれらのロボットを操縦するパイロットは「ジョックス」と呼ばれ最高の栄誉と地位を与えられていた。
アラスカ領有権をかけて戦う共和国側のジョックス「アキレス」は、対戦相手の放った制御不能になった禁止技ロケットパンチから観客を守ろうとしたが機体が観客席に激突し、多くの死傷者を出してしまった。
傷心のアキレスはこの試合を辞退したが、思いを寄せていた女性ジョックスの「アシーナ」が自分の代役として出場することになり…
キャスト
アキレス-ゲイリー・グレアム
アシーナ-アン=マリー・ジョンソン
アレキサンダー-ポール・コスロ
コンウェイ-マイケル・オールドウェッジ
ジェイムスン-ロバート・サンプソン
マツモト博士-ダニー・カメコナ
ラプラス教授-ヒラリー・メイソン
スタッフ
監督・原案-スチュアート・ゴードン
制作総指揮-チャールズ・バンド
脚本-ジョー・ホールドマン
撮影-マック・アールバーグ
特撮-デヴィット・アレン
編集-ロリ・ボール/テッド・ニコラウ
ロボットデザイン-ロン・コップ
プロダクションデザイン-ジョバンニ・ナタルッチ
音楽-フレデリック・タルゴーン
特殊効果スーパーバイザー-デイブ・アレン
特殊効果-ユルゲン・ヘイマン
アニマトロニクス-マークラパポート
制作-アルバート・バンド
配給-ウェストケープ/バンダイ