概要
一般的には、組織内の「課」と称する部署の長である管理職の職名。
当該組織においては、中堅幹部クラスに相当するある程度の現場指揮監督権を有する者である場合が多い。
官公庁では地方出先機関の課長職が民間の課長職と同格であるが、地方出先機関を取りまとめる地方支分部局の課長は出先機関の課長よりも格上で民間企業の部長・次長職に相当する。地方出先機関の上部組織に当たる省庁の課長職はさらに格上となり、民間企業の取締役・本部長並みの地位となる。同じ課長と言っても、本省庁と出先機関とではその職責は全く異なるのである。