ペトレリカ
ぺとれりか
されど罪人は竜と踊るの使徒編(9巻~12巻)に登場
パンハイマの娘。魔女と呼ばれる母親と対比されるような聖女。
本編で登場するまでは、パンハイマ総合警備保障の皇都の支社を任されていた。
幼少期から清貧派の修道院に預けられ、十字教徒として教義を頑なに厳守するような、正義感溢れる精神性を持つようになった。物語の序盤ではガユスのアンヘリオにかけられた蛙の呪いを解くために、一時的に二三代パンハイマを襲名するがすぐに返上した。その善良な精神性に目をつけたアンヘリオに、人質として誘拐されて、拷問にかけられ(子供まで孕ませられて)弄ばれるが、それでも決して意志を折ろうとはしなかった。そんなペトレリカに、何も感じない怪物であったアンヘリオは次第に心惹かれていく。
最終的には自らの命と引き換えに、アンヘリオに心の痛みを教えようとした。
自らの信じる正しさを貫くという点では、アンヘリオをも超えるほどの異常さを持つと評された。
父親については不明(ジオルグでは?という説もある)