NERF
なーふ
正確には「ナーフNストライク」。
本国アメリカでは「ナーフ」の名を冠する商品は刀剣の玩具である「ナーフNフォース」どころか、普通のスポーツ用品を扱う「ナーフNスポーツ」なんてのもあり、Nストライクもスポーツシューティングを名乗るスポーツ用品扱いらしい。
(そもそもNスポーツこそが一番最初のシリーズである)
アメリカにおけるトイガンの代名詞であり、他社製品までひっくるめてナーフと呼ばれる事も多い。
FPS等で(バランス調整等により)弱体化した銃を「実銃から玩具の銃になった」と言う意味として使われるほどアメリカでは一般的である。
弾丸的にも見た目的にもたいへん安全。と言うか訴訟社会であるアメリカでは安全な弾丸でないと子供向けとして販売できないし、銃社会なので見た目も安全でないと玩具として販売できない(本物と間違えられて射殺されかねない為)。
かつては黄色が基調だったが、現在は「Nストライク エリート」シリーズに移行した事で青が基調となっている。
ただし上記の理由により「銃口がオレンジ色」なのはすべて共通である。
(メイン画像はNストライク(旧シリーズ)のマーベリック、上の画像は直接の後継機でエリートのストロングアーム)
エリートシリーズ内でも無印以外にも、『吸血殲鬼ヴェドゴニア』に出てきそうなデザインで緑色の「ゾンビストライク」、白いボディに花火みたいな柄があしらわれた女の子向けの「レベル」、大型弾を使う赤い「メガ」等の小シリーズがある。
2015年からはオプションパーツの付け替えを売りとした白い「Nストライク モジュラス」が登場した。
(尤も、Nストライク時代からオプションパーツの付け替えは可能だったのだが)
他にトイザらスが輸入販売する高級水鉄砲の「ナーフ・スーパーソーカー」が存在する(Nストライクも日本未発売品をトイザらスが独自に輸入販売する事がある)。
バンダイナムコが販売しているトイガン「ウォーターファイト」(香港の会社が開発)はこれの対抗品と言える。
なお上記の理由でオモチャじみたカラーリングをしているものの、SF調のデザインはけっこう人気があり、それっぽい色に塗り替えるとなかなかカッコよかったりする。
そしてマーベリックのデザインはクラシック版メガトロンの変形先にも採用されており(メーカーが同じ)、
メガマグナスも日本のオタクからはアーマーマグナム呼ばわりされている。