概要
機界四天王が撃破され、姿を現した全ての元凶ともいえるゾンダリアン「パスダー」は東京一帯の電力を取り込み、巨大なゾンダーロボ「EI-01」へ変化。 東京ごと宇宙への逃走を謀る。
それを阻止せんとGGG機動部隊が突撃するが、EI-01は東京中の電力を味方に付けたことによる圧倒的なエネルギーで、最強勇者ロボ軍団の一斉射撃とディメンジョンプライヤーを弾くバリア、回避不能な湾曲ビームを武器にガオガイガー達を返り討ちにする。
さらにはゾンダーメタルのエネルギーを放出させGSライドのエネルギーを無効化、最強勇者ロボ軍団は膝を着き倒れてしまった……。
この最大の危機に、GGGは最後の希望【 弾丸X 】を起動。
―【 弾丸X 】。それは、Gストーンに封印された高エネルギー集積体を爆発的に開放させることで限界以上のパワーを引き出す、最強・最後のミラクルマシンなのである!!―
しかし、それはあくまでも切り札であり、使用者の命をも奪う諸刃の剣であった。
だがそれでも、最強勇者ロボ軍団は世界の平和のために弾丸Xの力を使用する。
発動までの時間を稼ぐためマイクはただ一人バリアを張って援護するが、それも破られ、万事休すかと思われたその時、緑色の光が暗雲を貫き、天に輝く満月が現れる。ついに最強勇者ロボ軍団が復活したのだ!
先程以上の力で戦闘を繰り広げ、ボルフォッグのメルティングサイレンによりバリアを分解、肉弾戦に持ち込む。
驚愕する大河長官と、最悪の結末を予想する獅子王博士。
限界までエネルギーを高めた結果、ただ触れるだけでもお互いに大きなダメージが発生していく。
素粒子ZOとGストーンのエネルギーがぶつかり合うことでこの世のものとは思えない悲痛を上げるEI-01。
凱はトドメを刺すべく核の位置を探す。
機界四天王の一人ピッツァとの戦いでウィルナイフを落としていたことが幸いし、核の位置を特定。
そして無敵のツールゴルディオンハンマーとパスダーの攻撃が激突。
弾丸X の負荷のせいかゴルディオンハンマーに亀裂が走るが、仲間達の援護でパスダーも弱体化。
結果的に自身を体をサイボーグにし、命の両親を殺害したEI-01。これまでの戦いの記憶が凱の脳裏を駆け巡る。
そして、それを振り切るかのようにガオガイガーが振り返り……同時に、パスダーはエネルギーの柱となり完全に消滅したのだった。
勝利した凱達の元に護が駆け寄るが、暁に照らされる凱と勇者ロボ達の命は既に尽きていた。
護の叫びも勇者達には届かず、GGG全員が悲しみに暮れるが……。
どうしたんだ。GGGの隊員がベソかいてちゃ、みっともないぜ……
かすかに凱の声が護に届く。
するとGストーンが光を取り戻し、勇者達は奇跡の復活を遂げる。
そして復活シーンに勇者王誕生!が流れ、ED「いつか星の海で」へと繋がった……。
……しかしEDが終了した時点で本来なら小林氏によるナレーションで予告が入るのだが、突如宇宙空間が映され、
そこには倒したはずのEI-01の破片と、ピエロの格好をした不気味な女があらわれ……。
次話に続く。