希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件
ちだらけのぐちゃぐちゃなへやのしんそう
この記事は「ダンガンロンパ3」などダンガンロンパシリーズの重大なネタバレが含まれております。閲覧にはご注意・自己責任で!
ダンガンロンパシリーズにて語られる「希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件」とは、
超高校級の絶望・江ノ島盾子の目論見により、希望ヶ峰学園内で発生した、生徒会メンバー同士によるコロシアイである。
『ダンガンロンパ/ゼロ』にてその内容、『スーパーダンガンロンパ2』で事件の概要が語られ、『ダンガンロンパ3絶望編』第7話にて、その詳細が明かされた。
『ダンガンロンパ』本編で登場する「血だらけでぐちゃぐちゃの部屋」が、この事件の現場である。
江ノ島によって夜中の旧校舎に監禁された生徒会メンバーは用意された動機と武器でコロシアイを強要され、かれんの錯乱によって「希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件」が発生、生徒会長の村雨早春を除いた生徒会メンバー全員が命を落とした。
史上最大最悪の事件の犠牲者達
重傷を負ったものの、「希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件」で唯一生き残った生徒会長。
しかし、この事件で精神が破綻してしまい、その後の彼は『ダンガンロンパ/ゼロ』に登場する。
反抗的な態度を見せた直後、見せしめとして戦刃むくろに真っ先に射殺された。
用意された動機で母親の異変を知って錯乱し、母のことを口走りながら染屋を刺殺して暴れ始めるが、最終的には教室で日野に殺されてしまった。
錯乱したかれんの行動でコロシアイが始まり、マシンガンを乱射する日野に怯え、「死にたくない」と言いながらフライパンを振り回す。
豪力に「大丈夫だ」と肩を捕まれ安堵した直後、ナイフで刺殺された。
積極的にコロシアイを行い、最後まで生き残ったものの、その直後に現れたカムクライズルに「あなたでは僕は殺せません」と挑発された事でチェーンソーを使って襲いかかるも、返り討ちを受けた挙げ句、チェーンソーの真上に落ちるという悲惨な末路を遂げる。
しかし、これでも即死せず、最後の力で立ち去ろうとするカムクラに発砲した直後に死亡。
殺意を剥き出しにしてスコップで市野に襲いかかるも、彼が振り向きざまに突き出した槍で返り討ちに遭って殺され、市野から「お前の事が好きだった」と絶望的な状況の中で想いを告げられた。
殺傷力が低いスタンガンで応戦したものの、日野に銃殺された。
コロシアイには関わらず、共に拳銃自殺を図ろうとする。…が、想い人の桐子を殺した事による絶望、またはその直後に恋人同士で心中しようとした二人を見て激昂した市野に背後から槍で刺殺された上、貫通した槍をスコップで叩かれた事で串刺しにされ死亡。
ことみが殺された後、自分達にコロシアイを強要した江ノ島達を殺そうと主張し、市野と言い争いになっていたが、母のことを口走りながら錯乱するかれんに背後から刺殺され死亡。
生徒会同士のコロシアイで最初の犠牲者となった。
想いを寄せていた桐子を殺した挙げ句、恋人同士で心中しようとした黒崎とつばさを殺してしまった罪悪感から発狂して泣き叫ぶ。しかし、背後からチェーンソーを稼働させて忍び寄るかれんに襲われ死亡。
愛子殺害に動揺した日野にそのまま彼女の死体を投げ付け、そのまま飛びかかり絞殺しようと目論むが、愛子の死体に刺さっていたナイフで反撃され、そのまま半狂乱の日野に何度も刺され死亡。
コロシアイ開始後、この二人の描写はなく、いつの間にか死んでいた（恐らくかれんか日野に殺されたと思われる）。
生徒会メンバーを守っていたボディーガードだったが、事件には関わっていない。早春以外の仲間を全て失った事から復讐の鬼と化し、その後の動向は『ダンガンロンパ/ゼロ』にて描かれている。