目標などに当たった後に、当たった場所から弾き飛ばされる弾丸のこと。
特に固いものに当たった際に起こりやすく、エネルギーが目標の破壊以外に使われてしまうために威力は落ちてしまう。
ただ、弾かれた弾丸は直接狙えない場所にも飛ばされるため、流れ弾によって思わぬ被害が出る事もある。
跳弾を起こさせることで砲弾などのダメージを抑えようとする考え方に「避弾経始」があり、それに基づいて作られる装甲を「傾斜装甲」と言う。(砲弾の進歩によって現在は無意味になっているが。)
昔の兵器である投石機の弾や(弾丸ではないが)フランキスカといったものには、着弾後に弾かれることでさらに相手へのダメージを増やす加工がされていた。
逆に、暴動の制圧などに用いられるゴム弾などは、無用な被害を出さないように跳弾を起こさないような構造になっている。