*概要
**[[異能バトルは日常系のなかで]]に登場すキャラクター。アニメでは8話、小説では5
巻で初登場。
『F』と呼ばれる組織に対異能力者用に作り出された少女であり、作中で最強の異能力者とも言われている。しかし、完成後すぐに襲いかかってきた[[桐生一]]との戦闘後、「黒き一二枚の翼(フォールンブラック)に寝返った。
理由は、桐生一が持っていたハイチュウ(アニメではソフトキャンディとなっている)を貰ったから。
以下、小説12巻ネタバレ注意
前述した通り人工的に作り出された人間であるため、その寿命は非常に短く、半年持たない命であった。
さらにその強力な能力の代償として使用回数に比例して寿命が減るため、『F』殲滅時以外は能力を使っていなかった。
しかし寿命が明日に迫った日、恩人である斎藤一十三が第四次精霊戦争準優勝者である遊佐野ジャンルに狙われるという事態が起こる。それを止めるため、彼女は異能を駆使し、**百近い人格と異能を持つチートクラスの異能力者に数分で完全勝利した。**しかしそのせいで残されていたわずかな寿命が消滅し、最後は斎藤一十三の腕の中で息を引き取った。
*能力
能力は因果隷属の異能、《絶え間なく改定される十戒(ホワイトルールブック)》。別名《システム》。『F』によって作られた「必ず勝つための異能」。作中では「後出しジャンケン」と表記される異能であり、具体的には『相手の能力に追い詰められた瞬間、その能力に対抗できる能力が後付けされる』というもの。
作中での例を挙げると、「炎系の能力者に追い詰められれば水の能力が目覚め、一撃でやられたとしても再生能力が覚醒する」。
……唯一の天敵は、**檜枝岐環**の王道を否定する能力、《誰も座らない玉座(ロストレガリア)》。覚醒を封じることもできる能力であるため、檜枝岐の前では能力が使えないらしい。