臍乳頭
さいにゅうとう
へそ(おへそ)はかつて臍帯(へその緒)と胎児を繋いでいたもので、出生後には不要となって閉じるように変化する部位(瘢痕組織)であるが、「臍乳頭」はその中でも「臍帯と胎児の身体間で空気や体液の交換等のやり取りを直接行っていた箇所」が、皮膚に覆われ変化したものである(「残された臍帯そのもの」の名残とも)。
逆に、臍帯との直接の接合部が変化した「へその淵の部分」は「臍輪」と呼ばれる。
ちなみに、「臍帯」と「臍輪」は正式的な医学用語であるのだが、一方こちらはある界隈の間でいつの日からか使われるようになった用語であり、具体的な出典が不明(こちらも一般的では無いだけで、医学用語であると思われるが)。なお、「臍輪」と併せて「これを命名した者は特定の嗜好を持っている」という疑惑の声もある。
具体的な位置関係
出生後の場合では、多少の個人差があれど基本的には「へその中心部にある飛び出した部分(狭義では「へその豆」とも呼ばれる)」であるとされており、更に厳密に言うと「飛び出した部分の中でも白くてコリコリした硬い物」が該当する…という認識が通説。
当然、中身が見えにくい閉じたへそでは目立ちにくく、逆に奥が見えやすいへそや凹んでいないでべそでは目立ってしまうこともあるが、閉じたへそでも残っている人には残っている模様。上記の経緯故か、へその中でも特に敏感になりやすい箇所でもある。
ただし、(整形含む)手術により切除されたり、逆に縫合された等の理由で完全に埋もれてしまった場合、観測したり触れることができなくなることもある。
上記の通り、ごく一部を除いて単語や存在自体を認知している者が少ないマイノリティな概念であり、更にはその「ごく一部」の中でもやんわりとした部分が広まっているだけなので、勿論登録数は少ない(単純にタグ付けできるスペースがないパターンも多い)。
タグ付けの傾向としては、実際に臍乳頭であるかはともかくとして「へその中のぽっこりした部分が見えている(或いはぽっこりして見えている)作品」に付けられる場合が多い。これは本概念が「マイナー過ぎて意図して描く人物がかなり限られている」…という事情もある。
付けられる作品のパターンとしては
の2つが存在。
現状、前者のタグの一部とは正確に差別化が図れている訳でもなく単に表記揺れのような状態になっている場合も多い(単純に「浅へそ」と「でべそ」が同一視されやすいのもある)他、無論それらに該当する作品でも単に「おへそ」タグで済まされていることすら多い。
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