概要
基本的には底が丸見えになっている浅いへそ(おへそ)のことを指す単語であり、そのようなへそ或いは底が見えるような開き気味のへそが見られる作品に付けられる。でべその言い方に合わせて「浅べそ」と呼ばれる場合もある。
しかし、一般的な言葉として普及しているでべそや、美容・整形等で使われる縦へそと違い、普段は特定の界隈等でしか扱われない為、単語としての知名度は低い方であろう。
でべそとはまた違った物ではあるが、下記の通りでべそと同一視したり勘違いしてる人も中にもいる。
この名称自体の知名度の低さに加えて、「縦へそ」のように二次元においては割と良く使われる表現(形)でもある為、一般的な作品にわざわざ本タグが用いられる事はあまりない。専ら上記の「でべそ」の派生タグ及び区別タグとして扱われるのがほとんどであり、故に作品の登録数も少なめである。
「浅へそ」の傾向
「おへその深さ」は基本的に皮下脂肪の量によって決まる。その為、基本的にはそれらが少ない
等がこの形になりやすいとされる。
「痩せた体型に近い方や腹筋が鍛えられていた方がへそは縦長に近くなる」という話はそこそこあり、聞いた事があるだろう。実際そのような傾向があるのは事実…なのだが、実は痩せすぎると底が浅くなるせいで逆に縦を通り越して丸くなることもあるのだ。
体型以外が影響する例としては、
・一度妊娠等を経験して底がせり上がる
等のパターンで浅くなることもある。
衛生面
でべそと同じく底が近い為へそのゴマは溜まりにくい。開いていることもある為中も見やすく、へそ掃除もしやすいだろう。
ただ、皺が多い場合はその限りでは無いのもでべそと同じで、へそ出しをする場合掃除を怠っているとその見えやすさが祟ってゴマにも気付かれやすいので注意。
タグとして
名称としては「深さ」にだけ言及している為形は様々だが、タグ登録されやすい作品の傾向としては丸い形や縦向きの形が多い。横向きであれば横へそタグが使われる場合もあるが、そちらに登録されやすいのはどちらかというと深めのへそが多めである。
が、そもそも「へその深さ」自体はイラストだけではそうやすやすと完全に判定できるようなものでもなく、専らそう見えているだけの場合も多いので、現状は「へそが開き気味で底や中身が見えている状態」であれば付けられている(下記の「臍乳頭」タグもほぼ同じ状態)。
上記に挙げた3つの例(痩身・筋肉質・子供)の中では主に「子供のおへそ」のイラストに使われやすく、その中でも第二次性徴前や成長途中の幼女や少女、幼児体型の女の子等の女性が対象であることが多い。
また、(「でべそ」の記事にもある通り)この「子供のへそ」その物が持つイメージの他、へそが浅くなるとへその奥や臍乳頭(へその緒の名残でへべそでは奥、でべその場合では先端にあるぽっこりした物)が丸見えになってしまう為、前述の通りpixivにおいても「でべそ」とあまり区別されていなかったり、両タグや「臍乳頭」等が同時に付いていたりすることも少なくない。
他には、「豆へそ」というおへその豆(恐らく前述の「臍乳頭の別名義)が見えているようなへそや、「皺へそ(皺べそ)」というほとんどシワしか見えない*のような形のへそもあり、それらに対しても区別がされず「でべそ」タグや「浅へそ」タグもしくはその両方が登録されていることがある。
なお、クリクリしたくなるおへそや指を突っ込みたいへそ等のタグが付けられている作品の中には、このへそに該当するような形があることも少なくない。
関連イラスト
関連タグ
ウマ娘プリティーダービー…キャラ毎に顔や体型等を変えてはいるが元は同じモデリングである為、レースに出るウマ娘はゲーム上においては全員、同じ形の浅めのへそがデザインされている。
AIイラスト…画風や学習にもよるが、出力されるへその形にはこの傾向が多い。