1901年、7.65x21mmパラベラム弾を基にドイツ武器弾薬工業のゲオルグ・ルガーが開発した、主に拳銃やサブマシンガンなどに用いられる銃弾。世界で最も広く使用されている弾薬である。
1910年に再設計され、現在の形に改められた。
STANAG4090の標準番号を与えられ、NATO弾として採用されている。
薬莢の全長が19mmのため「9×19mmパラベラム弾」、開発者の名前から「9mmルガー弾」と呼ばれる事もある。また、この銃弾を用いる拳銃を「9mm(きゅうみり)」と呼ぶ事もある。
名称はラテン語の有名な格言"Si vis pacem, para bellum(汝平和を欲さば、戦への備えをせよ)"から取られている。
邦楽ロックバンド「9mmParabellumBullet」の名前の元ネタ。