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主に拳銃に用いられる銃弾。
.45ACP弾と比べて単純な威力は劣るが装弾数と低反動性に優れる。
このためサブマシンガンなどにも用いられる。
またこの銃弾を用いる拳銃を「9mm(きゅうみり)」と呼ぶ事もある。
薬莢の全長が19mmのため9×19mmと呼ばれる事もある。
STANAG 4090の標準番号を与えられ、NATO弾として採用されている。

9mmパラベラム弾に対して旧東側諸国で用いられる拳銃弾
特性はパラベラム弾に似ているが弱装で、エネルギーは下記のクルツ弾(.380ACP弾)を少し上回る程度にとどまる。パラベラム弾を使用する西側の拳銃よりも小型簡素な拳銃でも使用でき反動も小さいが威力は劣る。
威力や特性はパラベラム弾とクルツ弾の中間に位置するが、どちらかというとクルツ弾に近い。
パラベラム弾の9×19mmに対して薬莢長は18mmである。
「ソビエトロシアでは9mmが拳銃を装填する」(ロシア的倒置法

  • 9×17mm(9mmクルツ、.380ACP)
9mmパラベラム弾の薬莢を短縮するとともに装薬を減らして小型拳銃向けにしたもの。
パラベラム弾よりも大幅に威力・反動・腔圧が抑えられているため簡素な構造の拳銃でも安全に発射可能という長所があり、寸法の小型化と併せて使用する銃の小型化を可能としている。
欧州では9×19mmは軍用弾として民間向け販売が禁止されている国もあるため、民間用の9mmといえばこれ。

  • .38spl(.38スペシャル) リボルバーで多く使われている9mm弾。
ヒールド弾(薬莢と弾頭が同径の銃弾)の名称を受け継いだもので薬莢径0.38インチを商品名としている。
弾頭の直径は0.357インチ(9.1mm)である。

.38スペシャルの装薬量を増やしたマグナム弾。
薬莢は.38splよりわずかに長いが径は同じで、.357magが使えるリボルバーでは.38splが使える事が多い。
こちらがあえて弾頭の直径(=対応口径)を製品名とした理由は「.38spl用の銃に威力が高すぎて薬室破損などの危険がある銃弾を誤って使用しないため」
.357magの薬莢が.38splの薬莢に対してわずかに長いのも同様の理由からで、.38spl用の銃に.357magが装填できないようにするためである。

  • .357SIG
SIG SAUERが開発したボトルネックカートリッジ弾。
.40S&W弾の薬莢をネックダウン(所謂ライフル弾のようにボトルネック化)して9mmの弾頭を取り付け、高初速を実現した。
9mm弾だが薬莢のサイズが.40口径サイズのため、上で挙げられている弾と共用できない。

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