概要
勇者の家庭教師アバンが苛烈な修行を終えた生徒に卒業の証として贈るアクセサリーで、輝石と聖石と呼ばれる貴重な2つの石を組み合わせて磨き上げ呪法で凝縮したもので正式には輝聖石と呼ばれる。ジニュアール家に代々伝承される品で製法を知っているのはアバンのみ。
単なるアクセサリーではなく、聖なる力を高め邪を弾く能力を秘めており、持ち主のダメージを軽減し、力を増幅させる効果があることが明らかになるが、高い比率での効果はない。だが、複数の印を魔法円に囲む事で最大限に高め破邪力を増大させられる。
これを知る前のアバンの使徒達は「単なる装飾品」と思っていたらしく、効果を知った時『自分達の首の皮一枚を必至に繋いでくれていた』と感謝し、更に『アバン先生は、ずっと俺達と一緒に戦ってくれていたんだ』と改めて感謝した。
しかし、輝聖石が完成しても熟成期間が必要となるため、作中では5つしか登場していない。その一つは過去にアバンが魔王討伐に旅立つ時にカール王国のフローラが持つ「カールの守り」と交換しており、残りの4つはヒュンケル、マァム、ポップ、ダイの順番で渡っている。
劇場用作品「ドラゴンクエスト~ダイの大冒険~ 【起ちあがれ、アバンの使徒】」では
魔王軍妖魔師団所属ベルドーザの手により、ポップとマァムのものが偽物とすり替えられてしまう。(ダイは 運よくすり替えられなかった)