Stand ready…
討滅戦イベント(現在は日程限定のエクストラクエスト)で登場する星晶獣。サジタリウスの名の通り、巨大な弓を手に持ち、全身を鎧で身を固めた人馬の星晶獣。その眼はまるでロボットのバイザーのように緑色に発光しており、少々機械的な側面を持つ。共闘クエストのパンデモニウムにも出てくるがほとんどの人が最初に会うのは討滅戦イベントだろう。
特徴は何と言ってもその喋り方。中世的なのにどこか近代的なデザインでメカメカしい加工はされているものの、シブいボイスで
「Stand ready」
「Looked on!」
「Bring it on!」
と英語を発する。喋る星晶獣というか敵はいくつもいるが英語しか喋らない敵は今でもこいつだけ。シブいボイスによる日本人的な発音の英語から、別ゲーのとある英雄の詠唱を思い浮かべる人が多いとか。中の人は意外なあの人。グラブルで仕事しすぎである。
撃破時は褒めることなく「This is a last warning(直訳は「最後の警告だ」すごい意訳をすれば「次は無い」「覚えてろよ!」等)」と警告を発して消えていく。
ブレイク時の「Amazing!!!」は必聴。特殊技が痛い事もあり、早めにブレイクさせたいので頻繁に聞く事が多い。
Strength
体力が低い。代わりに一撃が非常に強力。特殊技も強力。体力が低いからかこちらの攻め手を封じる事に長けている。通常特殊技の「トロポスフィア」はアビリティを封印し、「ゾディアックシンボル」は奥義ゲージを20%下げてくる。極めつけはOD時の「アストロホライゾン」。これはなんと奥義ゲージを80%も下げてくる。あと少しで奥義を出せるというタイミングで、飛んでくる一撃で攻め手を崩され、そのまま普通の矢に貫かれて全滅する事はザラ。詠唱がカッコいいからって見惚れているといつまでたっても戦いが終わらない惨劇に見舞われる。奥義ゲージダウン系はディスペルマウント系の技が通用しない為、とにかく「撃たせない」「撃たせる前に張り倒す」「諦めて普通に攻める」のどれかを強いられる。一番の対策は、単純に攻撃力を上げて、サジタリウスが厄介な行動に出る前に大ダメージで叩く事。
召喚石の時もアストロホライゾンを撃つが、喋ってはくれない。F××k!
Xeno Sagittarius
Your choice, Surrender or die!
2017年8月24日にてゼノ・サジタリウス撃滅戦が開催された。大きくなって、装飾が増えてよりスタイリッシュな見た目となった。一番変わったのは弓で、メーテラの魔導弓のような色味と形状になっている。やはり英語しか喋らないが、イフリートやウォフマナフと違い、こちらはあまり口調やトーンが少しノリノリになったくらい。しかしセリフは増え、どうやら彼は「任務」のために動いていることが改めて判明する。星晶獣は基本的に「星の民」から受けた命令に則して動いているのだが、コレをセリフとして自ら語った個体は割と少ない。
Xeno strength
低めのHPであるため、他の撃滅戦の星晶獣と違って火力さえあれば畳みかけられる。しかしその代わり通常攻撃と特殊技による状態異常は撃滅戦仕様となっている。簡単に言えば「攻め手を封じるだけだったのが、自分の手数も増やして殴りに来る」というもの。
初期は普通の単体攻撃だが、真の力開放と共に通常攻撃は全体化する。また、特殊行動と共にチャージターンMAXの行動が非常に多い。
加えて「ゾディアックシンボル」による強化バフの黄金紋付与、「ゾディアックディメンション」による奥義抑圧や特殊スキル「アストロホライズン」によってこちらを瀕死にさせる無属性ダメージを与える(しかし現HPからの割合ダメージなので一撃で倒させるダメージにはならず、同ターン内での追撃も無いので回復が間に合う。後述の攻撃の方が痛い)しかもこれらや「ミュータブル」「ジュピターナルエイト」と言ったスキルは黄金紋によって強化され、ただでさえ痛い攻撃が様々なデバフ効果が付いたり、「アストロホライズン」のダメージが風属性になって全滅しかねない(こちらはオーバーキル有り)と、短期間内で決めないとこちらが反発を食らってしまうので、ディスペルで黄金紋を消しつつシヴァなどで必殺の一撃を叩き込もう。背水なんて使おうモノなら即座に全てを消し飛ばしてきたこれまでのと違い、自ら背水チャンスを作ってくれるのは舐めプなのか慈悲なのか。しかしそのチャンスを逃せば全体通常攻撃で消し飛ばされる事に変わりは無い。頂いたチャンスは全力でモノにしよう。
By the way
基本的に無感情なセリフの多いゼノ・サジタリウスだが、敗北セリフの一つ「Return to base」は「拠点に帰還する」という意味…が、意訳として「おうちかえる」と表現もできる。他のセリフも意訳すると全部かわいげがある。そのかわいさ、Amazing!!
ちなみに、六道とは仏教用語。仏教版天国と地獄(とその中間世界いくつか)の事である。この六道にあてて考えられているのか、討滅戦のボスはソースの宗教や神話が違えど、そのほとんどが天国もしくは地獄に関わりのある存在が多い。彼の場合、射手座の元となった存在などが別段そうした死後の世界に縁のある神というワケではないのだが、占星術において射手座を表す人馬宮は「思想、信仰、信条、法律」という事柄を表すハウス(星座や地球の緯度経度を元に個人を占う時に使う概念)を持つ。その部分が採用されたのだろう。
This is a last item…
コロゥ コキュートス(グラブル) イフリート(グラブル) ディアボロス(グラブル) ウォフマナフ ケルベロス(神撃のバハムート) フェンリル(神撃のバハムート) 討滅戦仲間