概要
探検隊を載せて北極に向かい、そして二度と戻ってくることはなかったから、深淵、という意味合いでは、たしか…
アズールレーンに登場する擬人化キャラクター。現実では英国海軍所属エレバス級二番艦砲艦テラー。アズールレーン-ロイヤル所属。艦級である砲艦(モニター艦)は珍しい。
キャラクター像
中でも特徴的なのはボルトが貫通している頭部である。白髪でツギハギのフランケンシュタインのような体をしている。紅白で纏められフリルの多い服装。
史実
→テラー
フランクリン遠征の悲劇
彼女の台詞に登場する探検隊とは1813年建造の極地探査船テラーのエピソードである。臼砲艦として建造された彼女はその丈夫な船体から姉のエレバスと共に探査船に改造され、一路北極圏へ。北西航路の開拓が任務だった。しかし探検隊は途中カナダのキングウィリアム島の近くで流氷に周囲を阻まれ、艦の放棄を余儀なくされる。なくなく艦を放棄した探検隊も、死の行軍の末遭難。キングウィリアム島やカナダ本土へ渡った先のアデレード半島にはその遺品が残ったが、最期の場所は解っていない。
放棄されたエレバスとテラーだが、近年発見された。
モニター艦(砲艦)とは
比較的小型の船体に戦艦や巡洋艦クラスの大口径砲を搭載した艦級。その特性上アンバランスで軽装甲な為に、沿岸部での防衛・対地射撃任務についた。