探検隊を載せて北極に向かい、そして二度と戻ってくることはなかったから、深淵、という意味合いでは、たしか…
プロフィール
アズールレーンに登場する擬人化キャラクター。イギリス海軍所属エレバス級砲艦2番艦テラーをモチーフとする。アズールレーン-ロイヤル所属。
キャラクター像
特徴的なのはボルトが貫通している頭部。銀髪で「フランケンシュタインの怪物」のように体はツギハギだらけである。服装は紅白で纏められフリルが多い。
史実
→ テラー(モニター艦)
フランクリン遠征の悲劇
台詞にある探検隊とは、1845年、北西航路開拓に向かったフランクリン隊の事で、臼砲艦エレバス、テラーが改造され極地探査船として使用された。
フランクリン隊はキングウィリアム島の近くで流氷に周囲を阻まれて2年を過ごし、鉛中毒やボツリヌス菌による食中毒、壊血病などで船員が多数死亡。
フランクリン隊長の死亡後、錯乱した生存者は船を放棄。副官フランシス・クロージャーに率いられて氷上を南下するが全滅。人肉食が行われた。
キングウィリアム島やアデレード半島に遺品が残ったが、最期の場所は解っていない。
エレバスかテラーらしき沈没船が、2014年にビクトリア海峡の海底で発見された。
モニター艦(砲艦)とは
比較的小型の船体に戦艦や巡洋艦クラスの大口径砲を搭載した艦種で、アンバランスで軽装甲。
吃水が浅く、沿岸までギリギリ近づいて射撃できる。沿岸部での防衛・対地射撃任務についた。
→ モニター艦