1.閃光・眩い光
2.光文社から出版している週刊誌
3.インタラクティブ動画ファイル規格およびその製作ソフト及び、それを用いて製作された動画やアプリのこと。本項で説明する。
概要
製品の詳しい詳細などは→Wikipedia-Adobe Flashを参照。
ここで語るのはこれらのソフトウェアを用いた作品等についてである。
Flashが認知されてきたのはだいたい1999年ぐらいとされている。
フォークアーティスト「ゆず」が公式ページでFlashを用いたギミックを使用し、
それが大きな反響を得たことが切っ掛けで、多くのユーザーが導入していった。
個人製作のFlashも徐々に増加していき、FLASH倉庫というお気に入りFlash作品をリンクで
集め、紹介していくサイトが派生してきたのもこの時代からである。
2002年には2ちゃんねるに「FLASH・動画板」が設立。ここを中心にFlashは一気に隆盛するようになり、
多くの作品やそれらを製作するFlash職人が世に出てきた。
Flashは当時のPCのスペックでも無理なく視聴できる容量であり、ダイヤルアップ回線からでも簡単に閲覧ができるという利点もあり、
その手軽さから多くのイベントが開催され、更にはオフラインでの上映会が行われるなど、
まさに「FLASH黄金時代」とも言える流れであった。
しかし、Macromedia社の買収から徐々に勢いを失い始め、
2005年夏におこった「のまネコ騒動」がFlash界隈に対し暗い影を落とし、勢いは完全に失速。
そして極めつけはyoutubeとニコニコ動画の登場であった。
2002~2003年当時とはPC状況も変わり、回線・スペックの上昇からMPEGと言った容量の多い動画も気軽に見れるようになり、
そして誰でも気軽に動画投稿・閲覧が可能な動画サイトの誕生は、Flashアニメのシェアを完全に奪い去られ、
「Flashは衰退した」とまで言われる始末であった。
だが、今や企業サイトどころか個人でもサイトデザインにFlashを用いたり、
動画製作にFlashツールを使用するなど、使われる機会はまだまだ多い。
現在では携帯電話でもFlashを見れるようになり、待ちうけFlashと言ったアプリもある。
今やFlashはツール文化として定着したのではないだろうか。
Flash作品の歴史
初期の頃は「ドラサイト」に代表されるような、アニメや漫画の画像を用いたギャグ作品や
楽曲や音声を切り貼りした俗に言うMADテープの動画版や海外の楽曲の空耳が主流であり、
この辺は今のニコニコ動画でも流行しているジャンルであり、当初からこれらの需要があったことが伺える。
また、海外製作では小小作品という棒人間が激しいアクションを繰り広げるアニメーションが人気を博した
FlashではAAキャラが用いられることが多い。
これはAAにある程度のキャラ付けが成されており、1から設定するよりも楽に使えるといった利点が有るため。
AAキャラを用いた作品も多く、アニメのOPをAAで再現したFlash作品も多く作られたが、
やはり代表的なのはみ~や氏製作の「Nightmare City」であろう。
トレス疑惑等叩かれる要素もあったが、それを差し引いてもこのクオリティは今見ても色あせない。
後にカギ氏が「NANAME CITY」としてパロディするなどこの作品が齎した影響は大きい。
また、2002年に製作された「num1000」はわずか1分余りの作品にも関わらず、
流れるような展開や矢印や文字を用いた演出が大いに受け、
ソース公開後は様々な派生作品が作られる大ブームとなった。
他にもオリジナルのFlashアニメーションを製作する人も多く、
個人製作ながら商業作品さながらの高いクオリティの作品を作る人もいた。
また、「秘密結社鷹の爪」・「3歳シリーズ」・「WALKING TOUR」等は実際に商業化された。
しかし、商業化の流れに異を唱える人は少なくは無い。前述ののまネコ問題はその象徴と言える。
Flash黄金時代
ニコニコ動画でFlash作品につけられる事が多いタグ。
人によって解釈が分かれるが、大体2002年の紅白から、2005年ののまネコ問題迄とされている。
今の10代後半~20代の人は昔学校の休み時間で学校のPCからFlashを見漁っていた人も多いのではないか。
pixivでは
Nightmare Cityを初めとしたAA作品系の絵に付けられる。
また、カギ氏・TETLA氏・み~や氏・森井ケンシロウ氏と言ったFlash職人も絵を投稿しているようだ。
・カギ氏 (NANAME CITY・魔理沙は大変なものを盗んでいきました・ウサテイ)
・TETLA氏 (えふえふシリーズ・チルノのパーフェクト算数教室)
・み~や氏 (Nightmare Cityシリーズ・二つの翼)
・森井ケンシロウ氏 (no concept・プーキー)