鏡貴也著のライトノベル伝説の勇者の伝説の主人公。
概要
20歳(大伝1巻時)
人物
複写眼(アルファ・スティグマ)と呼ばれる魔眼の保持者で
黒髪黒目、長身痩躯。本当の名前はフェルナ・リュートルーだが、複写眼の呪いから解放するため父リューラが『寂しがりの悪魔』(ライナ・エリス・リード)の片割れである「すべての式を解く者」を入れた為、「ライナ」になった。
常に気だるげでやる気がなく寝ることばかり考えているが、体術、魔法共に常人離れしたレベルで特に魔法に関してはずば抜けた技術を持っている。
陰成師だった13歳の頃、当時「ローランド最高の魔術師」と呼ばれていたクヲント・クオを倒し、以降「ローランド最高の魔術師」と呼ばれるようになり軍の陰に属する者達から恐れられていた。
魔法に関する才能は複写眼保持者であることだけではなく、それを抜きにした魔法に対する天才的な理解力と感性による所が大きく、その能力に比べれば複写眼などおまけに過ぎないというのが師であったジェルメの評価。その他にも古文、古語や暗号の解読も得意としている。
通常複写眼保持者は一度暴走すると正気に戻れないがライナは暴走しても尚正気に戻ることができ、そのため陰成師時代に度重なる命令違反、命令放棄にもかかわらず珍しい実験体として生かされていた。また、普通の複写眼保持者は暴走しても魔法騎士が数人いれば殺せるのに対し、ライナの場合は50人がかりでも全く歯が立たない。昔は今のように昼寝の事ばかりを考えてはいなかったのだが、ジェルメによって睡眠皆無の地獄の特訓を課されたために暇を見つけては寝るようになってしまった。