七原健
ななはらけん
バコハジメの漫画『血と灰の女王』の登場人物。画像の画面左側のキャラクター。
人物
気が短く喜怒哀楽の表情が激しい。ドミノ達メンバーのムードメーカー的存在。
本人曰く「犬みたい」に聞こえるということで、下の名前で呼ばれるのはあまり好きではない。
臆病で涙もろく、おまけに逃げ癖があるが、理不尽に弱者を虐げる者には勇敢に立ち向かうまっすぐな心根の持ち主。
幼少期に親からの虐待経験があり、強者が弱者を虐げる世間の在り方に疑問を持ってきた。
自分が弱い存在であることを理解しており、強者への憧憬と共に、弱者に共感し、救済したいという強い想いを抱いている。
ドミノの陣営の中では最も素朴な人間性を持つ一方で、殺し合いをする者としての心構えの弱さも指摘されている。
能力
鋭い爪を武器に戦う俊敏な近接戦闘タイプ。
固有の能力は「加速」。目にも止まらぬスピードで直線的に疾走し、触れた物を加速させる能力を持つ。
また狼だけあって鼻も利く。
単独でも並みの吸血鬼を圧倒するほどの力があるが、味方との連携によって真の実力を発揮する。
容姿
茶髪のセンター分けの、目つきの悪い青年。
普段着にしているジャージの胸には、「Reservoir Dogs」の文字がプリントされている。
変身すると野性的な狼男のような姿になる。
頭部はマスクのようになっており、狼の口の部分の内側から黒い顔面が見える。
デフォルメのバリエーションが多く、コミカルなシーンでは3頭身のマスコットのような姿になることもある。