↓この記事にはストーリーに関する重大なネタバレを含みます↓
This isn't just about monsters anymore,is it?
(これはもうモンスターだけの問題ではないのだろう?)
If you get past me, you' ll・・・You'll destroy them all, won't you?
(貴様が私を倒せば、貴様は・・・全てを滅ぼすつもりなのだろう?)
Monsters・・・Humans・・・Everyone・・・
(モンスターを・・・人間を・・・皆を・・・)
Everyone's hopes, Everyone's dreams, Vanquished in an instant.
(皆の夢が。皆の希望が。一瞬のうちに打ち砕かれる。)
But I WON'T let you do that.
(だが、そうはさせるものか。)
Right now, everyone in the world・・・I can feel their hearts beating as one.
(今この時、この世界全ての存在の・・・皆の鼓動が一つになるのを感じる。)
「You're gonna have to try a little harder than THAT.(そう易々と、倒せるなどと思うなよ。)」
概要
Genocideルート(殺戮ルート)と呼ばれるルートに入ることで見ることのできるUndyneの別の姿。Undyingとは”不滅の”、”不朽の”という意味である。
殺戮を繰り返す主人公の手からモンスターの子供を庇い、致命傷を負ったUndyne。
子供の前では大した傷ではないと気丈に振る舞うもののその傷は誤魔化しきれず、身体は瞬く間にソウル共々塵となり消えかけてしまう。
しかし、Homeを護る王国騎士団の団長として、国を護るために”決意”を固めた彼女は、引き裂かれそうな身体を無理矢理押し留める。この演出自体はNeutralルートでも起こるのだが、虐殺を行い世界を破壊せんとする主人公を倒すため、モンスターたちの心が彼女の決意を核に一つとなった結果、凄まじい力を手に入れ復活。Undyne the Undying(ふじみのアンダイン)として再び立ちふさがる…。
彼女たちの”決意”は凄まじく、Genocideルートにて一撃で倒せないボスはこのUndyne the Undyingのみである。
*The heroine appears. (ゆうしゃが あらわれた)
ゲーム内では
ハート模様をあしらった漆黒の鎧に身を包み、左目の眼帯は取れて鋭い光を放っている。
右目も血走らせ髪の毛も逆立てており、Normalルートの時と比べて全体的に威圧的な様相を醸している。
攻撃は飛んでくる矢印を緑ハートの盾で防ぐものや、縦横無尽に飛んでくる槍、下から突き出てくる槍を躱すものなど、基本的にはNormalルートのものと同様。新たにハートを中心に円状に槍で囲んでくる攻撃が追加されている程度。
ただしその威力は格段に強化されており、ここまでの戦闘で十分にLOVEを上げた状態のHPでも、数発食らうと半分以上を削られる。
Genocideルートにおいてのボスキャラの中では最初の壁となるボスである。
雑魚敵はもちろん、一応ボス役として立ちはだかったTorielやPapyrusとは比べ物にならない程の、文字通り桁違いの強さを発揮してくる。事実、この虐殺ルートでまともにプレイヤーの相手をできるのはコイツと彼くらいしかいない。
HPも比較にならないほど高く設定されており、強化された主人公を操るプレイヤーの攻撃を以ってしても少しずつしかゲージを削ることができない。どうしても攻撃を受ける回数も増えるため、回避行動はもちろん装備・回復道具も入念に準備しておくことが得策といえる。
生半可な気持ちで挑んでは容易に返り討ちにされるだろう。それほどまでに彼女の”決意”は固い。
余談
Undertaleの楽曲は全てToby Fox氏作曲で、ライトモチーフやコード進行を相互に共有しているものが多いが、彼女との戦闘曲"Battle Against a True Hero(本物のヒーローとの戦い)"の共有相手の一つが"Don't Give Up"である。「モンスターたちが力を合わせ共通の敵に立ち向かう」というシチュエーションが共通しているためか。
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Undyingにて。