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ギーガボンビー

ぎーがぼんびー

ギーガボンビーは、ハドソンから発売されているゲーム桃太郎電鉄シリーズの特殊な条件で登場するボンビーである。

ゲフーッ ゲフーッ! 食ベテヤル! 食ベテヤル! 地球上ノ 全テノ物ヲ 食ベテヤル!

『桃太郎電鉄7 ギーガボンビー誕生の巻』にて初登場、『桃太郎電鉄Jr. 全国ラーメンめぐりの巻』『桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻』にも再登場。キングボンビーの体内に寄生した宇宙寄生獣。貧乏神がキングボンビーに変身したとき、10のカウンターが表示される(『15』では表示されない場合もある)。キングボンビーが悪行をするたびにカウントは減っていき、0になるとギーガボンビーが出現する。

その大きさたるや、作品にもよるが画面の半分〜ほとんどを埋めてしまうほど。桃鉄15に至っては専用のムービー画面に切り替わって登場するほどであり、例えるなら新宿の東西の町をまるごと覆い尽くしてしまうほどの大きさである。

もはやボンビーの枠すら超えた存在であり、そもそもあのキングボンビーの胃の中に寄生してスクスクと育つ時点でとてもじゃないが尋常な存在ではないのである

地球のことをごちゃごちゃ汚い星だと評し、何も無いきれいな星に変えるべく、全てのプレイヤーの資産を一気に奪う。

悪行

全員の持ち金とカードをすべて食べつくすのが基本。さらに作品ごとにもう1つ悪行を行う。

  • 『7』『jr.』では独占物件のうちプレイヤー1人につき1駅を食べつくす。
  • 『15』では全員に一定のターンで爆破するとりかえしカードを8枚押し付けてくる。

悪行を終えると消え、貧乏神自体いなくなり、誰かが目的地につくまで出現しない。その巨体のまま宇宙空間へ浮かび上がりながら去っていく様子は一種の超存在である。

対処法

このように全員に壊滅的な被害をもたらす可能性のあるキャラクターだが、特定の条件で出現するハサン仙人はキングボンビーのカウントを10に戻せる。ただし『15』では1回目の出現を止める方法はなく、キングボンビーが出現する限り最低1回は出現を覚悟しなければならない。しかも50年目以降に初登場するため、1回目といえど被害は甚大。

もっとも、所持金は借金を含めて食べつくすし、カードは損害系だろうとおかまいなしにやっぱり食べつくすので、下位のプレイヤーにとっては逆転のカギになることも。『7』『Jr.』ではカウント1⇒0の時にはキングボンビーは悪行をしないし、『15』のとりかえしカードも全員に配られるので、ケースによってはギーガを呼んだ方がお得なこともあるかも···?

場合によっては、「ギーガを何としてでも防ぐ!」「いやいや、絶対ギーガを出してやる!」といった血みどろの争いに発展する可能性も。悪行の影響からすれば仕方ないのかもしれないが、「全員まとめて一気に破滅」というシチュエーションは見た目にも衝撃の一言であり、例えばこのギーガボンビーの誕生するシーンがある動画などでは、キングボンビーの悪行そっちのけでギーガ誕生を恐れる視聴者のコメントが見られる辺りに、このキャラクターがゲームを大きく動かす存在であることがわかる。

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