稲森真人
いなもりまさと
CV:木内秀信
概要
初登場はオリオンの刻印第28話。
スポーツセンターの中に入ろうとしていた明日人を呼び止め、幼少の頃の明日人と妻・百合子が写った写真を見せながら、「私は稲森真人、お前の父親だ」と告白して明日人を驚かせる。
日本国内で活躍していたプロサッカー選手で、海外リーグに挑戦するチャンスを与えられたが移籍直後の試合で相手選手からのラフプレーを受け左足を骨折してしまう。
それでもなお妻と息子に立派な姿を見せるためにリハビリに励み復帰するも、チームから解雇されてしまい、以降は別のチームを転々とするも足の怪我により武器であったスピードが次第に落ちたことで選手生命も絶たれ、家族を放り出してまで夢を追っていたはずが何の結果も得ることもなく、ちっぽけなプライドを抱えたまま日本に帰れずにいた。
その後オリオン財団の下で働き、世界の恵まれない地域でジュニアチームのコーチをしながらサッカーの普及に関わっていた際にFFI本戦一次リーグで日本代表VSスペイン代表戦で明日人の活躍をテレビで目にし、会いに行くことを決心した。
明日人にこれまでのことを詫び、頑張ってきたことを褒め称える中でオリオン財団の支援活動とサッカービジネスの理解を説きつつ、財団を内部から改革し正々堂々としたサッカーを取り戻す約束を取り付け、明日人の今後のために内密にしてほしいと頼んだ。
人相が明日人に似てるため本物の父親の可能性が高そうではあるが、百合子が息子に遺した手紙と知人のヨネさんの証言(赤子の頃は一時東京で暮らしていたこともあったが、両親が海外移住を巡って別れ、物心ついたときから島で母と子で2人暮らしをしていた)から写真の撮影時期が夫妻が別れた後の物に見える事と名字が亡き妻同様に稲森姓を名乗っていることから、作中で悪名高いオリオン財団の関係者で明日人を騙して取り込もうとしているのではないかと予想する視聴者も多い。
余談
仮に彼が妻の百合子と離婚をしていたとしても離婚届と同時もしくは離婚日から3ヶ月以内に、本人の住所地または本籍地の役場に行って「離婚の際に称していた氏を称する届」を記載して提出すれば、作中では説明されていないが嫁いだ側であろう百合子が結婚時の姓(稲森)を名乗ることが可能ではある。