ジョーカー様(罪)
じょーかーさま
ロールプレイングゲーム『ペルソナ2 罪』における重要キーワード。
同作の登場人物・ジョーカーについても説明する。
概要
『ペルソナ2 罪』の作中で話題になっている都市伝説。
「自分の携帯電話から自分の電話番号をコールすると、ジョーカー様が現れる」
というもので、ジョーカー様に会う事ができれば、どんな願いも叶えてもらえると噂されている。
作中でも、「ジョーカー様」で望みを叶えた人間の声をそこかしこで聞ける。
その一方で、ジョーカー様が現れたらすぐに願いを言わないと「影人間」に変えられてしまうという噂もある。
影人間に変えられた人間は「夢見る心」を失って何もできなくなり、誰からも認知されなくなる。
そして最終的には、存在そのものが消滅してしまう。
怪人・ジョーカー
「ジョーカー様」の儀式によって現れる謎の人物。
詰襟の学ランのような服装をし、ピエロのマスクで顔を隠している。
「噂が現実になる」という怪現象の真意を確かめるためジョーカー様の儀式を行ったリサ・シルバーマン、およびたまたま居合わせた周防達哉、三科栄吉に対し、敵意をむき出しにして襲い掛かる。
しかし、身に覚えがないと言わんばかりの達哉らの態度に愕然とし、「忘れた罪を思い出せ」という捨て台詞を残し去っていった。
このジョーカーとの出会いから、物語が始まってゆく。
ストーリー中盤では、犯罪組織「仮面党」のリーダーという裏の顔が明らかになる。
さらに「ジョーカー様で願いを叶えた人間は、仮面党の配下にされてしまう」という噂も流れ始め、悪の存在としての側面を強めてゆく。
仮面党の幹部らに命じて影人間を増やし「夢見る心」を必死に集めているが、その目的は…。