概要
オセアニア(オーストラリアの東海岸周辺、ニューカレドニア、パプワニューギニア)から東南アジアの熱帯雨林に棲息する派手な色彩のインコ。
体長25-30cm程の中型のインコで、体色の異なる様々な亜種が存在する。良く見かけるタイプはオーストラリア東部で観られる亜種で、頭部と腹部は濃紺色から青紫色、背面、尾羽は明るい緑色、そして胸部とくちばしはオレンジ色である。
花の蜜や花粉を主食とし、蜜や花粉を食べるのに適したブラシ状の舌を持っている。
ペットとして飼育される事がある。
分類について
オウム目の分類については現在でも諸説あり議論が続いているが、オウム目に属する鳥類を複数の科に分類する時、ゴシキセイガイインコとその近縁種を「ヒインコ科」と言う独立した科に分類する事がある。
他にもオウム科に分類されたりインコ科に分類されたり…と、文献によって分類がまるで異なり、現在も定説は無い状態である。