永泉
えいせん
「遙かなる時空の中で」の登場人物。
概要
帝の異母弟で(永泉の母親の方が位が高いため、本来なら永泉の方が帝に相応しい血筋だと望まないのに政権争いに巻き込まれてしまい、逃れるために15歳で出家)、法親王(本来出家者は髪を剃髪するが、帝である兄の願いにより剃髪はせず断髪に留めている)。
争いを嫌う風流な青年。管弦の才に長け、特に笛が得意。
霊力の高さは八葉一で、泰明すら気づかない呪詛に気付くが、清らかな気をまとっているため呪詛の影響で倒れてしまうなど、力を使いこなせていない部分がある。
出家前は、敦仁親王・中務卿宮・深泉(親しい間柄の者のみ)と呼ばれていた。
漫画版やアニメでは、元宮あかねに淡い恋心を抱くが、それを知った兄や橘友雅にはからかわれながらも応援されている。その一方で森村天真には威嚇されている(流石に天真もこの時は反省しているが頼久に窘められている)。結果的に彼女はこの人物と恋仲になったので振られた事になる。血液型はA型と推察されている。
対である地の玄武である安倍泰明は少々苦手。絆が出来てからは泰明の言葉足らずをフォローするようになった。
愛蔵版の八巻の読み切りでは、四神の玄武が鬼の一族の呪詛による疲弊の影響を受け、泰明と共に女体化(しかも巨乳)してしまったのだが、見た目はほとんど変わらなかった。
CDドラマでは、酒の匂いだけ(酒を飲んでる人の傍にいるだけ)でべろんべろんに酔っ払ってしまう(明るく陽気になる)ほどお酒に弱いことが判明。