概要
ガガガ文庫から刊行されているライトノベル。著者は屋久ユウキ。コミカライズ化されている。
アニメ化が決定した。
あらすじ
埼玉県関友高校2年、友崎文也はアクションゲーム「アタファミ」では日本一の凄腕ゲーマー「nanashi」だが、「リアルはクソゲー」と断じて非リアでぼっちな学生生活を送っていた。
ある日彼は「NO NAME」という日本二位のプレイヤーとオフ会をするが、その正体は同級生で才色兼備、誰からも好かれているパーフェクトヒロイン、[[日南葵]だった。
彼女に「人生という神ゲーを本気でやり込みなさい」と発破をかけられた友崎は、半信半疑ながらも彼女を「人生というゲームのプレイングの師匠」として現実に向き合うようになっていく。
作風
一般的な青春ラブコメもののラノベの構造を取りながらも、はがないや俺ガイルのような従来の「残念系」の真逆をいく「リアルを自分の力で充実させていく」というテーマの物語である。
そのため自己啓発書的な趣きもあり、実際に読者が試せるようなテクニックも多く紹介されている。
あくまで単純な「オタク否定・リア充賛美」という構図ではなく、
「ゲームと人生は同じくらい楽しいかもしれない」「リア充と呼ばれるような人間は何を思い生きているのか? 何を悩むのか?」という柔軟で賢明な視点が盛り込まれている。