自宅警備員
じたくけいびいん
ひきこもり、ニートの言い換え。
ニートの一種。
健康に問題がないにも関わらず、就労や就学をしておらず、外出もほとんどせずに、もっぱら自宅にいる人のこと。
これを誰かが「自分たちは無職ではない。自宅の警備をしているんだ」と冗談交じりに言ったことから、ニートの言い換えとして「自宅警備員」という言葉が使われるようになった。
実際、家に家人がいるという状態は、空き巣対策や宅配便の受け取り係として都合がよく、同じ無職でも遊び歩いている人間よりはまだ有益…かもしれない。
あくまで健康・無職・ひきこもりの三つを兼ね備えた人間を言い換えたものなので、家から出ない人間であっても、病気で自宅療養している人、在宅の仕事をしている人は含まれない。また、無職でも頻繁に外出して不在がちな人も、自宅警備員とは言い難い。
なお、夫や親、彼氏に頼り切りで自宅警備員同様の自堕落な生活を送る女性も多くいるが「専業主婦」「家事手伝い」もしくは単なる「ニート」扱いされ、自宅警備員と呼ばれることはあまりない。
しかしながら彼らは扶養から外れたらどうやって電気代やネット通信料を払い続けるのだろう?いささか疑問である。