蜜柑のクラスメイト(年齢は1つ下)で特力系。アリスは「天候のアリス」。アリス制御面をつけているが、特別能力が強い訳ではなく、感情面がアリスに影響しやすい為。其の為、思っている事が天気となって現れる為、喋る必要が無い。彼本来が無口な性格だった為か、本人も話さない事が癖というか趣味になり、やがて彼のジンクスにまで発展して、紙に字を書いて伝えるようになった。
アリスの形は「子供の時のみに使えるタイプ」で蜜柑達が進級する前に学園を去ることとなった。
クラスの皆は離れる事に悲しみを感じていたが、彼自身は物心つくまえに別れた両親と再会する不安さがなどから内心不安に感じていた事もあるが、皆を落ち込ませまいと、「アリスが無くなっても悲しくない」「家族に再会できる」などと明るく振る舞っていた。
そして学園を去る前に、授業で作ったアリスストーンと殿のアリスストーンを使って、学園に虹の滑り台を残す決意をした。その虹を見て、アリスが無くなって可哀想な自分では無く、その虹を見て晴れ間の幸せな気分のように、自分を思い出してほしかったようだ。