ガノモス
がのもす
「海のトリトン」に登場するキャラクター。
概要
原作のみに登場。体長数十メートルの巨大な亀で海の長老的存在。
数千年の年月を生きており、長命故に知識豊富。ポセイドン族とも親交があるなど、人脈も幅広い。
当初は中立的な立場に身をおき、トリトンにはポセイドンと和睦することを勧めていた。
しかし、「海の民は陸上の生き物を殺してはならない」という海の掟を平気で破るポセイドン一味の卑劣極まりない本性を知り、ポセイドン族を完全に見限り、トリトンを連れてポセイドンの砦へ侵攻した。ポセインドン族歴代すべての王はトリトン共々宇宙で星となり、残った本部要塞もガノモスにより破壊され散り散りになった。
かなりの老齢で寿命が近かったため、戦いの後間もなく死亡し、後にその亡骸は島となってトリトン一族の隠れ家となった。
アニメ版では登場しないが、ガノモスに相当するキャラクターとして、巨大な海亀・メドンが登場している。メドンは老齢な分、それなりの器と懐の深さをもつキャラクターだが、原作のガノモスほどの大物扱いではなく、物語前半にポセイドン族の尖兵ドリテアによって海底火山の爆発で命を落とした。