絵チャとはお絵かきチャットの略である。またお絵かきチャットで描かれたイラストに付けられるもっとも標準的なタグである。
(本文中では以降「絵チャ」と表現する。)
一般的な絵チャに付いて
文字だけではなく、1つの画面に参加者みんなで一緒に絵を描いたり楽しめるチャットである。絵を描かない人でも会話には参加できるが、あまり歓迎されないことが多い。さらに会話にも参加しない人は ROM (Read Only Member) と呼ばれ忌み嫌われることが多い。
絵チャには文章としてのチャット機能が備わっているが、「絵を描きながら文章を打ち込む」という操作になってしまう。そのため、Windows Live メッセンジャー等のようなIMのボイスチャット機能やSkype等を併用する場合がある。
なお余談であるが、ペイントソフト openCanvas の旧バージョンにも似たような機能がかつてあった。
Pixivにおける絵チャについて
Pixivユーザー同士で絵チャを行いたい場合にPixiv上に画像をアップロードして告知を行う例がよくみられる。絵チャを行う時間、テーマ、絵の技量等求めているユーザー層などを記述する。
ログは絵チャの画面をスクリーンショットを撮り、それを加工し画像として保存して pixiv へ投稿するのが一般的。 絵チャの画面全体をアップロードするときは誰がどの絵を描いたのかを説明内に記述するのがマナーである。
絵チャが出来るウェブサイト・ソフトウェア
気軽に利用できるためPixiv内でもこのサイトを利用した絵チャがよく見られる。ログ保存機能があり、PNG形式で保存される。
絵チャ参加者の内の誰かがホストとなり、そのホストが自身のPCをサーバーとしグローバルIPアドレスと使用ポートを告知、他の参加者を招待するといった形式が一般的である。 高機能ではあるが、ルーターやファイヤーウォールのポート開放など、ある程度ネットワークの知識を必要とするためPC初心者には敷居の高いものとなっている。Webサーバーへの設置も可能。 蛇足だが、既に使用されているポートは使えない。デフォルトの80番ポートはhttpプロトコルで使用するので別のポートに設定するのが望ましい。