ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

スタジオ秘密基地劇場

すたじおひみつきちげきじょう

スタジオ秘密基地(長谷川裕一の漫画制作スタジオ)による漫画。ヒーロークロスライン参加作品。

漫画制作工房(スタジオ)「スタジオ秘密基地」による漫画作品。

名義は「長谷川裕一とスタジオ秘密基地」となっている。

スタジオ秘密基地とは長谷川裕一の漫画制作スタジオであり、この名義を用いる時においては作者は長谷川のみならず、長谷川の旗下の元で制作業務を担当しているアシスタントたちを含んでいる。

ヒーロークロスライン(HXL)参加作品。この企画が提示する世界観を下敷きに、長谷川およびアシスタントたちがそれぞれに持ち寄ったオリジナルヒーローのアイディアを用いた物語を連作方式で1話ずつ担当したオムニバス漫画。(一応、長谷川の監修は入っている)

単行本は全2巻。なお第1巻の巻末には、以前に学研より『逆襲のギガンティス』と共に併録単行本化された『わかりすぎた結末 あるいは失笑した宇宙もしくは キャプテン・オーマイガーの華麗なる挑戦』が再録されている。

キャッチフレーズは「誰にも知られないヒーローに光を当てる物語」。物語の案内人は「この世界でのキャプテン・オーマイガー」こと、漫画スタジオ「秘密基地」を運営している漫画家の桜舞河大将(おうまいが・ひろまさ)が務めている。(前述の再録もこのため)

かなり積極的にHXLワールドの特性を活かそうと奮闘している作品で、他作とのクロスオーバーにも全力で取り組んでいる事が特徴。

各概要

侵略大帝様vsキャプテン・オーマイガー

長谷川(オリジナル)作品でお馴染みの(マイナー)キャラである侵略大帝キャプテン・オーマイガーにスポットを当てた物語。

ただし彼らも長谷川作品の凡例に違わず、基本的には既出長谷川作品のの彼らとは並行世界上の同一人物―――すなわち人格的には似た別人という扱いになる。

侵略大帝が単独で『ギャラクティックマンション』(なかにしえいじ)の作品内に迷い込む『侵略大帝様vsギャラクティックマンション』と、侵略大帝様とキャプテン・オーマイガーの初顔合わせとなる『侵略大帝様vsキャプテン・オーマイガー アキハバラ空中大激突!』の2編がある。

テンシマン

(白色レグホン)の能力を移植されてしまったノッカーズ(HXL世界における特殊能力者の総称)である青年を主人公としたシリーズ。彼は鶏の能力を起因として3日ですべてを忘れるというトンデモデメリットを持っている。そのために自分がドコの誰で何者であったのか、どんな人生を送ってきたのか、その全てを失った。しかし、とある行きずりで出会った少女より、その背中の鶏の羽が「まるで天使みたい」だと称され、彼女よりテンシマンの名前と、それを忘れないようにとIDカードを持たされるに至る。

誕生編と活躍編の全2話。うち活躍編となる第2話は『DARK QUEEN』(松原あきら)とのクロスオーバーで同作ヒロインの幼少期を扱った掌編の意味合いを持っている。

原案は有賀悠羽揮。

レクイエム・ランナー

警視庁所属、対ノッカーズ部隊BOOTSの対超心理(心霊能力者向け)別動隊である「ふたりっきりの特命係」Hi-HEAL(ハイ・ヒール)に所属する、シスターガール「カーマ・プリズム」と巫女乙女「風華魔矢」の2人の活躍に焦点を当てた物語。

ジエンド』(村枝賢一)とのクロスオーバー作品。

原案は花笠比郎。キャラクターデザインは『マテリアル娘。』でおなじみの榊蒼十郎。

鉄仮面フウ

とある(マイナー)漫画家の元でアシスタントをしている少年、風(フウ)が自らの開発したパワードスーツでヒーロー活動に挑む物語。

後に描かれる最終章「プロメテウス大戦」への導入話であり、同編の前哨。

原案は「侵略大帝様vsキャプテン・オーマイガー」シリーズと同じで長谷川裕一。

関連記事