侵略大帝様は黒とドクロを基調とした衣装を身に纏い、数多の平行宇宙を駆け抜け、時に笑い、時に悲しみ、時に感動を我々にお届けくださる素晴らしいお方で在られます。
華麗なる侵略大帝様の軌跡
設定上はすべて同一の姿の別人である。
マップス
初出。銀河の秘密結社悪人帝国の総統閣下。数多くの戦力と、超兵器の心臓部分を所有するとんでもない勢力を配下に置く凄いお方だったのだが、些細な勘違いから主人公たちに喧嘩を売ってしまったのが運の尽き、帝国は崩壊し、その後苦労して復活したら宇宙最強のバカップルに「ちょい」と滅ぼされる。
クロノアイズ
時空犯罪組織の幹部。女性中心で回る社会とカミさんの尻に敷かれる自らの運命を嘆き、戦国時代の武将を21世紀に招き、未来を男性中心社会にするタイムパラドックスを起こそうとする。卑怯で姑息な手段は大得意だが、科学者としても優れているらしく、巨大ロボットの開発や的確に主人公たちの装備を無力化する新兵器を操り、主人公たちは物の見事に退けるものの、さしもの大帝様にも織田信長は制御できるはずも無く、自爆同然に失敗。因みにマスクの下は美形である。
スタジオ秘密基地劇場
ヒーロークロスラインの世界にて、宇宙の独裁者の姿と記憶と力を手に入れたノッカーズとして登場。『侵略大帝様vsシリーズ』の主役であり、同作の案内人(ストーカー)である漫画家・桜舞河大将ことキャプテン・オーマイガーの(漫才の)相方にして(ノッカーズとしての)ライバルにして(桜舞河の漫画制作における)チーフアシスタント。
権力を求める者を平伏させる『超銀河カリスマ波』を操るが、権力に執着しない人間には効果が無く、素の実力は三下程度の物しかない。打倒ケ□ン人に燃え、アキハバラで妙に現実と妄想の区別がついているオタクどもに特殊ガスをばら撒き、実在するジャパニメーションの街にしてしまうという、版権の都合でモザイクだらけにしかならないのが目に見えてる恐るべき計画を実行。さらにはキャプテン・オーマイガーと出会ってしまい対抗するため、自ら特殊ガスを用いて新形態「神侵略大帝」(ゴッドしんりゃくたいてい)となったが即座にジエンド・家族戦隊ノック5・レイズマン・ALCBANE・ネクロマンらにボコ殴られて終わった。以降、オーマイガーとの腐れ縁が続き、彼と数多の冒険を繰り広げる。ちなみに本作ではロシアから来たネコミミ娘・ナスターシャちゃんが助手となった。
ある意味この作品の大帝様は、様々な並行世界の縁と因果が極まっている大帝様である。
わかりすぎた結末あるいは失笑した宇宙もしくはキャプテン・オーマイガーの華麗なる挑戦
科学魔法混在世界テラリ・バーサスの支配を目論む侵略帝国の大帝様。上述各作品と比べて珍しくガチの悪役。そして、この作品ではいつもの御恰好ではなく、禍々しくも刺々しいお姿をされている。(そのため同じか否かには首をかしげる人も多いが、名乗りはきちんと「侵略大帝」である)最終決戦で主人公であるキャプテン・オーマイガーと雌雄を決するも、実は自らの命が尽きる事が、人類滅亡のための最終兵器のスイッチであるように仕組んでいたという、本当にハタ迷惑な御方。しかし、その最終兵器は(以前オーマイガーに助けられていた)部下にアッサリと解除されてしまったのだった。